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人を活動的にさせる、夏の活気あふれる雰囲気。それは夏の祭りの象徴でもあります。夏祭りは勇壮で盛大なお祭りが多くあり、見物するだけでワクワクして、夏バテもどこへやら。また、各地には様々な特色を持つ夏祭りがあって、どこへ行っても見どころたくさんなのもうれしいところ。そんな夏祭り情報に加え、各地のおすすめ情報もたっぷりとご紹介していきます。

井元 ミカと沢城 忠孝
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国内の「夏祭り」12選 完全ガイド

国内の「夏祭り」12選 完全ガイド

夏の魅力を肌で感じられるのが夏祭り。全国各地で開催される夏祭りには勇壮、盛大、絢爛豪華なお祭りも多くあります。そういったお祭りを訪ねてみると、夏バテもどこへやら!元気をもらえて、夏の良い思い出づくりにも。また、花火大会や夏景色を楽しめるスポット、ご当地の味覚など、お祭りに行くと各地の魅力にもたっぷりと触れられるのもうれしいところです。

少しスケジュールを空けて、祭りも自然も食もまるごと楽しめる旅行は、最高の夏の思い出になります。有名どころから穴場の夏祭り情報と各地のおすすめ情報をたっぷりご紹介していきましょう。

海や川と楽しむ夏祭り

海や川と楽しむ夏祭り

暑い夏がやってくると、やっぱり魅力に感じるのが海。レジャーはもちろんですが、海辺に座りなんとなく波の音に耳を傾けて景色を眺めているだけでもくつろぐことができます。海に縁が深い地域の夏祭りを3つご紹介しましょう。

小さな港町で開催される信仰と熱気の船祭り「真鶴貴船まつり」(神奈川県)

真鶴半島の中央付近、海沿いの高台に建つ「貴船神社」。約1200年に亘り鎮守として、人々の深い信仰を集めてきた神社です。1600年代中期、村人たちはその御霊を船に移し、港を渡り海上安全を祈願したことから「真鶴貴船まつり」が行なわれるようになりました。

お祭りは毎年7月下旬に行なわれ、初日は貴船神社から降ろしたお神輿をお仮屋に安置。2日目はお神輿を船に乗せ海を渡る海上渡御(とぎょ)、神社への再奉納が行なわれます。

メインとなる海上渡御の見どころは、なんと言っても迫力満点の船。先導役を担う「櫂伝馬(かいでんま)」、お神輿を乗せた「神輿船」、その両脇に寄り添う「小早(こばや)船」、笛や太鼓を鳴らす「囃子船」が湾内を進む様は、まさに勇壮です。また、小早船の船体に刻まれた絢爛豪華な彫刻と花飾りに吹き流し、囃子船の「真鶴ばやし」も素晴らしく、お祭り気分を一層盛り上げます。

日が暮れて船に提灯が灯り、花火が上がると祭りは終盤です。最後は、お神輿を総勢50人もの氏子達が担ぎ、108段の参道を駆け上がります。真鶴の港町を舞台に信仰と男衆の熱気が織りなすドラマ、真鶴貴船まつり。日本三大船祭りのひとつであり、お祭りの時期になると、7,500人ほどの小さな町に、約2倍もの数の人々が全国から訪れます。

また、壮大な海に抱かれた真鶴半島では、様々な場所でダイビングなどのマリンレジャーや釣り、磯遊びなどを楽しむことができます。大自然がつくりだす景観も楽しめることが有名で、特に「三ツ石」は、全国から数々のカメラマンが訪れる有名スポット。“笠島”の別名でも知られる巨石のことで、岩礁地帯に3つの巨石が並ぶその景観は壮大なスケール感と荘厳を感じさせます。真鶴岬の先端に位置していて、アクセスには多少の労力が必要ですが、三ツ石がシルエットになり、その背後に太陽が昇り始める朝日の瞬間はえも言われぬ美しさです。

“神が宿る島”で行なわれる風雅な夏祭り「宮島管絃祭」(広島県)

瀬戸内海に浮かぶ宮島島全体が“神の島”として知られていますが、その所以となった嚴島(いつくしま)神社で夏になると開催されるのが、「宮島管絃祭(みやじまかんげんさい)」。日本三大船神事のひとつであり、“おかんげんさん”と呼び親しまれる宮島の夏の風物詩です。

その歴史はとても古く、きっかけは平安時代で、当時都では、「船管絃あそび」という遊びが流行していました。管絃(かんげん)とは今でいう「雅楽」で、貴族たちは邸内に作った池に船を浮かべ、管絃を楽しんでいたと言います。それを知った平清盛が、船管絃の文化を嚴島神社に移し、神を慰め奉る神事にしたのが宮島管絃祭のはじまりです。以後、旧暦6月17日、大潮の日の干潮に合わせて開催されるようになり、今もそれにならい執り行われます。

お祭りは、嚴島神社から出発する御座船が、宮島対岸の地御前へと向かい、ふたたび神社に戻るまでが行程。日暮れどきの干潮からはじまり、伝統の曳舟・漕船に引かれた御座船はゆっくりと夜の海を進んできます。周囲には嚴島神社の提灯と御座船の篝火の幻想的な明かりがきらめき、御座船上で奏でられる管絃の音色に満たされるでしょう。

宮島の海の景色と言えば、干潮でその姿を変える嚴島神社や大鳥居が有名ですが、宮島ロープウェイで行く弥山(みせん)からの眺望もとっても魅力的です。弥山は宮島にある標高535mの山で、その頂上からの眺望の美しさはまさに圧巻。山と海、そして空が織りなす壮大な景色が感動を与えてくれるでしょう。かの初代内閣総理大臣・伊藤博文が愛した景色としても有名で、その美しさに感動した博文は私財を投げ打って登山道の整備を行なったと言われています。

広重の浮世絵にも描かれた、600年の歴史を持つ川まつり「尾張津島天王祭」(愛知県)

織田家、豊臣家、徳川家歴史を代表する三英傑家に愛されてきたことでも知られる、津島信仰の総本山「津島神社」。津島市の中央部にある神社で、この神社で行なわれる夏祭りが有名な「尾張津島天王祭」。

「日本三大川祭り」のひとつで、その歴史はなんと600年。開催から終了まで、数ヵ月にも亘る大規模なお祭りですが、そのクライマックスを担うのが毎年7月第4土曜日から翌日朝にかけて行なわれる「宵祭」「朝祭」。津島市の夏の風物詩になっています。

特に宵祭は古来より人々を魅了してきたお祭りです。天王川に浮かぶ二艘ごとの船には数々の提灯。船の間から伸びる真柱には1年の月数を表した12個の提灯が天に向けてまっすぐと連なり、その根もとから半球状に1年の日数を表した365個の提灯が広がります。

明かりに彩られた絢爛豪華な船と穏やかな川面の天王川、そのコントラストがつくりだす美しさは、かつて、あの東海道五十三次で有名な歌川広重も浮世絵に描いたほど。広重の感動を呼んだ景色は変わらず、今もその情緒をたたえています。

悠々と流れる木曽川沿いに広がる津島市にある天王川公園には、津島の景観を代表する丸池があります。“天王川”というのはこの丸池のかつての姿で、木曽川の支流佐屋川が合流していた川でした。時代の変遷とともに池に姿を変えましたが、尾張津島天王祭の舞台であり、また四季折々、津島市の景観を代表する景勝地でもあります。初夏は、見事な睡蓮が楽しめ、中之島にかかる橋の両脇を彩る白く可憐な花は、訪れる人々を魅了しているのです。

花火を楽しめる東北の夏祭り

花火を楽しめる東北の夏祭り

夜空に浮かぶ大輪の花は、夏の雰囲気にぴったりです。素敵な花火大会が開催される東北の夏祭り3つを厳選します。

威勢と活気の夏祭り「青森ねぶた祭」(青森県)

言わずと知れた青森を代表する青森ねぶた祭。毎年8月2~7日の6日間は全国各地から観光客が訪れ、その数はなんと300万人以上と言われる壮大なお祭りです。

暮れなずむ青森の街に雄大なねぶたが輝き、踊り子「ハネト」の威勢の良い掛け声と踊りが青森の夜を熱狂させます。さらに、勇壮な景観を楽しめるだけでなく、観光客もハネトとして参加が可能です。いくつかのルールはありますが、熱気をたっぷりと肌で感じることができ、ねぶた祭りの大きな魅力のひとつと言えます。

最後の見どころは、青森ねぶた祭りの最終日8月7日に開催される「青森花火大会」。青森を代表するお祭りも、花火も同時に楽しめるとっても贅沢な大会で、ハネトの“ラッセーラー、ラッセーラー”という威勢の良い掛け声やお囃子で盛り上がり続けるなか、浮世絵から飛び出したような巨大ねぶたが青森港海上に出現。そして、打ち上げ音とともにねぶたの頭上高くには色とりどりの花火が打ち上がり、青森の街の夜空を彩っていきます。まさに絢爛豪華でお祭りのクライマックスにぴったりな花火大会です。

竿燈が夜を彩る幻想的な祭り「秋田竿燈祭」(秋田県)

国の重要無形民族文化財に指定されている秋田竿燈(かんとう)祭の歴史はとても古く、最古の記録では260年前です。長い竹の棒に数々の灯篭を付けた竿燈まつりは、真夏の邪気や病気を払う“ねぶり流し”という行事に原型を持つと言われています。

もともとは、竿燈ではなく、願い事を書いた短冊を飾った竹を持ち練り歩くという風習でしたが、お盆に掲げる高灯篭などの風習と混ざり、厄除けや五穀豊穣を願う今日の竿燈に発展しました。

お祭りの開催は毎年8月初旬の4日間。本祭となる夜祭りが特に有名で、夜の街を幻想的に彩る竿燈の美しさはもちろん、竿燈を巧みに操る男衆の妙技に数多くの歓声が集まります。

そして、夏の終わり9月中旬に開催されるのは「千秋花火プロジェクト」です。秋田の街の活性化を目標にする有志が集いNPO法人を設立し、企画した花火大会。当日は秋田の街の中心から夜空へ約900発のスターマインなどが打ち上がり、フィナーレには幅100mものナイアガラの滝が千秋公園のお堀を彩るのです。

また花火だけでなく、当時は飲食ブースも並び、トークショーなどの様々なイベントを開催しています。

山形の夜をきらびやかに彩る花笠まつり「山形花笠祭」(山形県)

東北4大祭りにも数えられる「山形花笠祭」。尾花沢地方に伝わる「花笠踊り」を夏祭りに取り入れた山形を代表するお祭りです。もともと、花笠踊りは「蔵王夏まつり」のイベントのひとつでしたが、1965年(昭和40年)から独立。毎年8月5~7日の3日間開催され、今では100万人以上の来場があります。

修験道の本尊である蔵王大権現の山車を先頭に、山形の花・紅花をあしらった花笠と可憐な衣装に身を包んだ踊り子、そして音頭を取る太鼓の一大パレードは可憐で、山形文化の魅力がたっぷりです。期間中は「ミス花笠の紹介」など様々なイベントも開催されています。

また、山形を代表する花火大会が「山形花火大会」です。毎年8月、須川河畔の反田橋~飯塚橋の間で開催され、20万人以上の見物客が訪れる一大花火大会になっています。用意される花火はなんと約2万発。2時間の間に次々と打ち上げられる大小の花火は勇ましく、可憐で、まさに花火の醍醐味にあふれています。

ご当地グルメを一緒に楽しむ夏祭り

ご当地グルメを一緒に楽しむ夏祭り

エネルギーがあふれる夏祭りを堪能したら、ご当地のおいしいものをぜひ味わいたいもの。有名なご当地料理がある地域を、夏祭りとともに紹介します。

仙台の街を数千本の笹飾りが彩る夏の宮城の風物詩「仙台七夕まつり」

夏の仙台を彩る「仙台七夕まつり」。その歴史はとても古く、およそ400年以上の歴史があります。かの伊達政宗公の七夕にまつわる和歌があることも知られる、夏の風物詩です。江戸式の七夕を取り入れた仙台七夕祭はきらびやかさが特徴で、市内の商店街に色とりどりの吹き流しや仕掛けものなどが凝らされた笹飾りが付けられます。その数なんと3,000本。前夜祭には花火大会も開催され、県内外から大勢の観光客が集まります。

仙台市のグルメというとまず「牛タン」を思い描く人も多いのではないでしょうか。しかし、仙台市のご当地グルメは他にもたくさんあります。夏の風物詩、「冷やし中華」も実は仙台市発祥です。その発祥のお店は「龍亭(りゅうてい)」という中華料理屋さん。今も仙台市青葉区で営業を続けるお店です。

冷やし中華をメニューにしたのは1937年(昭和12年)のこと。当時、夏場は中華料理が敬遠されがちで、売り上げが伸びませんでした。そこで、夏でも食べてもらえるメニューをと開発したのが、するすると喉を通り、夏バテ気味でも栄養を取れるように野菜をたっぷり乗せた元祖・冷やし中華「涼拌麺(りゃんばんめん)」でした。涼拌麺は、今でも龍亭で食べることができます。

吉田市で毎年8月に開催される日本三奇祭のひとつ「吉田の火祭」(山梨県)

長野・諏訪の「御柱祭」、秋田・男鹿の「なまはげ柴灯祭」と並び「日本三奇祭」に数えられる「吉田の火祭」。現在では、“鎮魂祭”の名前で知られるお祭りです。吉田市にある「北口本宮冨士浅間神社」「諏訪神社」2つの神社で開催されます。

期間は毎年8月26~27日の2日間。26日、諏訪神社で諏訪神社祭がはじまり、高さ3mにもなる大松明70本に火が点けられ、街を彩ります。翌日の27日、2基の神輿の渡御が行なわれ、夕暮れどきに浅間神社に宮入。

吉田市のご当地グルメと言えば、まず思い浮かぶのが「吉田うどん」。B級グルメとしても知られていますが、実はとても歴史深いうどんで、昔から結婚式、お盆や正月などに食べられてきた“晴れの日”の食べ物でした。

また、富士登山や「郡内織物」で知られる吉田の街には様々な人が往来していて、次第に商売でうどんを食べさせるお店も増え、現在の吉田うどんに至ったと言われています。讃岐うどんとはまた違うコシと歯ごたえを持つ吉田うどん。夏のぶっかけも大人気のメニューなのです。

夏祭りと言えばよさこい祭り(高知県)

高知市の代表的な夏祭りと言えば、四国の三大祭りのひとつ「よさこい祭り」。よさこい祭りを楽しんだあとは、ご当地グルメも楽しみましょう。

全国各地に伝わった、華やかさと熱気あふれる踊りのお祭り「よさこい祭り」。よさこい祭りは比較的新しいお祭りで、1954年(昭和29年)に誕生した高知県高知市のお祭りです。本場土佐のよさこい祭りは毎年8月初旬の4日間にかけて開催されます。初日の前夜祭には花火大会も行なわれる、土佐の夏の風物詩。本番当日では、市内にある舞台でおよそ200チーム・18,000人もの踊り子たちが華やかな踊りを見せています。

また、四万十川の「鮎」は全国的に有名ですが、新たに注目を集めているのが高知県で穫れる「キビナゴ」。高知県東南の宿毛(すくも)市で5月中旬から続々と水揚げされ、体長10cmほどのイワシの仲間です。

特におすすめはお刺身。というのも、キビナゴは鮮度がとても変わりやすい“足がはやい”魚で、おいしいお刺身で食べられる場所が限られているからです。他にも、土佐の初夏を告げる味覚で、料理はお刺身や唐揚げ、煮付けなど様々に楽しめます。

東京都内で行なわれる夏祭り

東京都内で行なわれる夏祭り

近代ビルのイメージが強い東京ですが、実は神社仏閣探訪でも人気のエリア。有名な神社にまつわる祭りも多数あります。

「山王祭」の日枝神社、「鳥越神社大祭」の鳥越神社、「深川八幡まつり」の富岡八幡宮は、そのお祭りも有名ですが、東京屈指の歴史を持つ神社として知られているのです。お祭りの際にも東京の街歩きにもその歴史にぜひ触れてみてはいかがでしょう。

江戸の昔から「天下まつり」として受け継がれる「日枝神社山王祭」(東京都)

オフィスビルが連なる赤坂に荘厳な佇まいを見せる日枝(ひえ)神社。創建800年を誇る都内有数の神社で、初詣では連日多くの参拝客が訪れています。そんな日枝神社で毎年6月上旬~中旬の10日間ほど行なわれるのが「日枝神社山王祭」です。山王まつりのお神輿は江戸時代、江戸城に入ることが許された神輿のひとつ。代々の将軍が上覧し拝礼したことから“天下まつり”として有名です。

2年に一度開催される「本祭」では、御鳳輦や宮神輿に山車、それに加え500人もの王朝装束をまとった人々が300mもの行列をつくり、皇居・丸の内・銀座・日本橋といった都心を練り歩きます。

皇居、国会議事堂などが点在する赤坂エリアにある日枝神社は、山王信仰の総本山、滋賀・比叡山の麓にある日吉神社の分霊社で、主祭神は「大山咋神(おおやまくいのかみ)」という山の神様を祀っています。約800年の歴史のなかには、江戸時代の鎮守とされ、徳川家から厚い崇敬を集めました。

日枝神社は「縁結び」「仕事運」にご利益があるとされ、今現在も数多くの人が訪れ、パワースポットとして人気です。本殿だけではなく、本殿付近に祀られている「猿神さま」や末社の「猿田彦神社」、「山王稲荷神社」も穴場のパワースポットとして知られています。

古来の祭りの熱気が今も宿る勇猛かつ荘厳な祭り「鳥越神社大祭」(東京都)

浅草橋にある鳥越神社は「日本武尊(ヤマトタケル)」を祀る神社です。創建は651年。当初は“白鳥神社”と名付けられていました。この1300年をゆうに超える歴史の神社で毎年6月初旬の土~日曜日2日間で開催される例大祭「鳥越神社大祭」です。当日は近隣一帯に屋台もずらりと並び、お祭りムード一色。子どもからお年寄りまで大勢の人々で賑わいます。

鳥越神社大祭の見どころは、都内でも最大級の重さの千貫神輿。4tにおよぶ神輿を勇猛に担ぎ街を練り歩くその迫力は見事です。また、夜祭りの部の「元祖提灯神輿の宮入」。神社前の蔵前通りが通行止めになり、あたりは多くの担ぎ手と観客が集い騒然とした熱気に包まれます。歓声に包まれながら、提灯を点け、高張り提灯に囲まれたお神輿が宮入りする様は、荘厳かつ幻想的です。

東京の下町風情あふれる台東区エリアにある鳥越神社は、1300年以上もの歴史を持ち、数々の伝説に彩られる神社で、「日本武尊」を主祭神として祀っています。歴史を紐解くと、創建されたのは651年(白雉2年)」。かつて、この土地にゆかりがあり、亡きあと白鳥になったという日本武尊をしのび、はじめは「白鳥神社」とされたと言われています。

そのあと、平安時代後期に入り、源頼義が奥州征伐に向かう途中、白鳥神社付近にあった河を渡ろうと苦戦していると、白鳥が導いたとことから、日本武尊のご加護と「鳥越神社」改称したと伝わりました。また一方で、平将門の乱で知られる平将門の伝説もあります。平将門は妙見信仰を崇めていたことでも知られますが、鳥越神社の紋「七曜紋」は、将門の紋である「九曜紋」と同じ分類です。

【鳥越神社大祭(別名:鳥越の夜祭)】

神輿の迫力と担ぎ手の活気にあふれる江戸の夏祭り「深川八幡まつり」(東京都)

富岡八幡宮の例祭であり江戸三大祭りのひとつとして知られるのが「深川八幡祭り」。毎年8月中旬に3日間開催されます。3年に一度の「本祭り」では、御鳳輦が渡御を行ない、総勢120基ものお神輿が集結。なかでも大きい神輿だけが勢揃いし連合となり渡御を行なう様子は素晴らしく、深川八幡まつりを象徴する風景です。

また、別名“水かけ祭り”の異名を持ち観客から担ぎ手に浴びせられる水、また担ぎ手の力強い「わっしょい、わっしょい」という掛け声も圧巻で、見るものに感動を与えます。

江戸の昔から開発が盛んに行なわれてきた江東区エリアにある富岡八幡宮の創建は1627年(寛永4年)です。菅原道真公を祖先に持つとされる長盛法印という人物が、夢に立った道真公の教えにより、現在の地に建てたとい言われています。当時、海だった場所を創建のため埋め立てて砂州をつくったことで、人が住んでいなかった深川を町へと発展させる基盤ともなりました。

また、富岡八幡宮は、国技・大相撲ゆかりの場所としても知られています。1684年(貞享元年)に境内では、「勧進相撲」が行なわれていました。勧進相撲とは、神社の修復や修繕のための費用を捻出する当時の相撲大会をさします。このことから、信仰はもとより、街のインフラとなり、江戸文化発信基地でもあったのが富岡八幡宮です。

※この記事は、2018年10月時点の情報に基づいて作成されています。

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