見どころたくさん!有名な日本の祭り6選
神様を祀るお祭りをはじめ、地域を盛り上げるお祭り、異文化交流を深めるお祭りなど、日本には様々なお祭りがあり、全国各地で開催されています。
お祭りによって、その歴史や目的、規模などは様々であり、楽しめるお祭りも年代や出身地などによって様々です。
今回は、日本全国で開催されている有名なお祭りや、人気のお祭りについて、その概要や魅力をそれぞれご紹介。自分の年代や出身地、興味などに合わせて、楽しめるお祭りを探してみましょう。
▼ 目次
圧巻の和太鼓演奏 岩手県の「盛岡さんさ踊り」
「盛岡さんさ踊り」とは、毎年8月1~4日に開催され、4日間で200以上の団体が踊る大規模なお祭りです。岩手県盛岡市で行なわれ、その歴史は古く、江戸時代にまでさかのぼります
「盛岡さんさ踊り」の起源
「盛岡さんさ踊り」の起源は、岩手県の名前の由来ともされている「三ツ石伝説」。
村に悪さをしていた鬼を三ツ石神社の神様が捕らえ、悪さをしない誓いとして三ツ石に鬼の手形を押しました。そして、鬼がもう悪さをしないと知った村人が、それを喜んで石の周りを「さんさ、さんさ」と踊ったことが、さんさ踊りの始まりです。
「盛岡さんさ踊り」の魅力
「盛岡さんさ踊り」には、「統合さんさ」「栄夜差(えやさ)踊り」「七夕くずし」「福呼(ふっこ)踊り」の4つの種類の踊りがあります。
さんさ踊りの見どころは、太鼓を打ちながら舞う迫力。2014年(平成26年)には、3,437人が一斉に和太鼓を演奏し、和太鼓同時演奏で世界記録を樹立しました。
さらに、毎年5名の「ミスさんさ踊り」が選抜され、お祭りでミス太鼓連と共に披露する華やかな舞も、お祭りの魅力となっています。
「盛岡さんさ踊り」に踊って参加
パレードが終了したあとには、各会場で「輪踊り」が開催され、踊り子以外の人も一緒にさんさ踊りに参加して、お祭りを楽しむことが可能。
踊り方が分からなくても、各会場には、黄色のタスキを着けた「さんさ・おへれんせ師匠」という、さんさ踊りを教えてくれる師匠がいます。
パレードでさんさ踊りの迫力を見て楽しんだあとは、ぜひ輪踊りに参加して、「盛岡さんさ踊り」を思いっきり楽しみましょう。
【盛岡さんさ踊り】
下町の色と国際色が融合した東京都の「麻布十番納涼まつり」
「麻布十番納涼まつり」は、毎年8月下旬の土日2日間、麻布十番商店街で開催されるお祭り。ここでは、お祭りの魅力だけでなく、麻布十番商店街の歴史や魅力を合わせてご紹介します。
下町情緒あふれる麻布十番商店街
麻布十番商店街は、歴史の古い商店街です。商店街の中のお店には、創業が江戸時代のお店や、創業から200年以上が経過しているお店もあります。
さらに、麻布十番商店街からは、六本木ヒルズを見ることができ、下町情緒あふれる江戸と、現在の東京の姿、どちらも楽しむことが可能。
「麻布十番納涼まつり」の魅力
納涼まつり期間中は、商店街のお店が屋台飯を提供しています。「麻布十番納涼まつり」の魅力は、「おらがくに自慢」。
このエリアでは、九州から北海道まで、国内の名物料理を提供するお店が軒を連ね、国内の様々な地域の料理を楽しむことが可能です。
さらに麻布十番は、外国人が多く居住するエリアでもあり、海外の食を楽しめるブースも出店されています。
また「ふれあい子供広場」という、子供も一緒に楽しめるエリアもあるので、家族でお祭りを楽しむことも可能。
「麻布十番納涼まつり」の会場は、都営地下鉄大江戸線もしくは、東京メトロ南北線の麻布十番駅からすぐなので、アクセスが良いことも魅力のひとつです。
下町情緒あふれる麻布十番商店街や下町の人情、異文化を楽しみつつ、食べ歩きをしながらお祭りを楽しみましょう。
大阪で愛され続けるお祭り 古い歴史のある「住吉祭」
「住吉祭」は、毎年7月の海の日と、7月末から8月1日にかけて4日間行なわれるお祭りです。
731年(天平3年)に書かれた「住吉大社神代記」という書物の中に、「住吉祭」が行なわれていたと記載があることから、とても古い時代から祭りが行なわれていたことが分かります。
「住吉祭」は大阪から悪を祓い、清める意味がある、夏の風物詩です。
「住吉祭」の魅力や特徴
「住吉祭」は、海の安全を祈願する「神輿洗神事(みこしあらいしんじ)」、民俗文化財の指定を受けている「夏越祓神事(なごしのはらえしんじ)」、「神輿渡御(みこしとぎょ)」と呼ばれる神輿担ぎなど、見どころがたくさん。
神輿洗神事や夏越祓神事では、華やかな衣装に身を包んだ夏越女や稚児が当時の神事を行なう様子が再現され、巫女による舞も奉納されます。
夏越祓神事は、住吉大社内にある五月殿でひと通りの神事が終えられたあと、一般の人も茅(ち)の輪をくぐる夏越祓神事の儀式に参加することができるので、気になる方は参加してみましょう。
神輿渡御では、重さ約2tもある大きな神輿を、住吉大社の境内から堺市にある宿院頓宮までの約7kmを「ベーラ、ベーラ」という掛け声をかけながら担ぎ手が運び、大迫力。
祭りの期間は4日間ありますが、それぞれ行事の内容が異なるため、厳かな行事から活気あふれる賑やかな行事まで、同じお祭りでも違った魅力を楽しむことができます。
「住吉祭」が行なわれる住吉大社へのアクセス方法
住吉大社の最寄駅は、路面電車である阪堺線の住吉鳥居前駅。駅からすぐの場所に住吉大社があります。
その他、南海鉄道南海本線の住吉大社駅からは徒歩約3分、南海高野線の住吉東駅であれば徒歩約5分でアクセスすることが可能です。
同じ阿呆なら踊らにゃ損 徳島県の「阿波おどり」
阿波おどりは日本全国の様々な地域で開催されていますが、徳島県徳島市で開催されている阿波おどりは、国内でも400年以上と歴史が古く、規模がとても大きいのが特徴です。
徳島県で阿波おどりが開催されるのは、毎年8月の中旬ごろの4日間。開催中の4日間は連日、お昼の時間帯も夜の時間帯も、1日中阿波おどりを楽しむことができます。
阿波おどりの魅力
徳島市の阿波おどりは、市内の各所に1日中阿波おどりを楽しめる様々なスポットが準備されていることも魅力のひとつです。
座ってゆっくりと阿波おどりを楽しむ「演舞場」をはじめ、阿波おどりに飛び入り参加ができる「にわか連」、突然踊り子が踊り始める「おどりロード」などがあり、色々な方法で阿波おどりを楽しむことができます。
「にわか連」では、阿波おどりが初めての方でも一緒に踊れるように、踊り子さんが振りを指導してくれるので、踊りたくなったらぜひ「にわか連」に参加してみましょう。
阿波おどりは前夜祭も魅力たっぷり
お祭りが開催される前日の夜には、前夜祭として「選抜阿波おどり前夜祭」が開催。
徳島県の阿波おどりには、徳島県阿波踊り協会と阿波おどり振興協会という2つの大きな協会があり、お祭り当日はそれぞれの協会に所属している連は別々に踊ります。しかし、前夜祭では別の協会に所属している連が合同で演舞。
前夜祭でしか見ることのできない演舞を楽しむことができるので、阿波おどりファンの方はぜひ前夜祭から参加してみましょう。
鳴子に華やかな衣装が魅力!高知県の「よさこい祭り」
高知県高知市で開催される「よさこい祭り」は、1954年(昭和29年)に初めて開催されたお祭りです。
高知市内の商店街に人を呼び込むことを目的として「よさこい祭り」が開催されました。
そこから毎年8月の10日と11日の2日間開催され、1970年(昭和45年)に行なわれた大阪万博では、「日本の祭り10選」に選出されています。1990年代には、9日に前夜祭、12日に後夜祭が開催されるようになりました。
「よさこい祭り」の魅力
「よさこい祭り」の特徴は、「地方車(じかたしゃ)」と呼ばれる、踊り子を先導するトラック。
地方車は、グループによって装飾が異なり、トラックの上ではグループが踊る音楽が流されています。和太鼓やギター、歌などを生演奏しながら走るトラックなど、グループによって様々です。
さらに、「よさこい祭り」では「鳴子(なるこ)」と呼ばれる和楽器や、グループによって異なる美しい衣装も特徴。特に、「よさこい祭り」では、鳴子を持って踊らなければ、ルール違反となってしまいます。
「よさこい祭り」の会場
「よさこい祭り」の当日は、追手筋(おうてすじ)本部競技場を中心に、市内の16ヵ所でステージが設置され、立ち見だけでなく桟敷席に座って祭りを楽しむことも可能。
迫力満点の地方車をはじめ、鳴子の軽快な音、華やかな衣装や暑さを吹き飛ばす踊り子の舞など、「よさこい祭り」にはたくさんの魅力があるので、ぜひ8月に高知を訪れて、暑い高知の8月を楽しみましょう。
沖縄に行ったら見に行きたい大迫力の「与那原大綱曳まつり」
沖縄で有名・人気のお祭りと言えば、毎年8月に行なわれる、沖縄の三大綱引きのひとつ「与那原大綱曳(よなばるおおつなひき)まつり」。最後はこの「与那原大綱曳きまつり」の歴史や魅力をご紹介していきます。
「与那原大綱曳きまつり」の魅力
「与那原大綱曳まつり」が始まったのは、1573年(天正元年)~1588年(天正16年)の琉球王国時代。健康や豊作を祈願するお祭りとして始まりました。
東と西、それぞれ長さ90m、重さ5tもの巨大な縄を1本ずつ用意し、お祭りの当日にこの2本の縄を結合。合図と共に曳き合うその様子は大迫力で、まさに圧巻です。
さらに、大綱曳きが開始される前の「メーモーイ」と呼ばれる前舞や、「金鼓隊」という地元の中学生が演奏する太鼓やボラ、さらには地元の女子中学生によって毎年制作される「旗頭」なども魅力となっています。
「与那原大綱曳まつり」の開催場所やアクセス方法
「与那原大綱曳まつり」は、那覇空港から車でおよそ25分の場所にある「与那原町御殿山青少年広場」で開催されます。会場は無料で入場することが可能です。
会場には、200台程停められる駐車場があるので、8月に沖縄に訪れた際にはぜひ、レンタカーで会場に出かけて、「与那原大綱曳まつり」に行ってみましょう。
日本全国には魅力的なお祭りがたくさん
日本では、歴史の古いお祭りから、新しいお祭りまで、様々なお祭りが開催されています。見て楽しむもよし、踊り子と一緒に踊って参加するもよし、お祭りグルメを味わうもよし、楽しみ方や魅力もお祭りによって異なります。
旅行でどこに行こうか迷った場合には、ぜひお祭りを目当てに行き先を検討してみましょう。
※この記事は、2018年7月時点の情報に基づいて作成されています。
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