ご希望の観光名所/旅行/温泉/レジャー情報を無料で検索できます。ホームメイト・リサーチTOP

観光名所/旅行/温泉/レジャー

観光情報

自然を活かしたアドベンチャー観光 ニセコ(北海道)/ホームメイト

北海道のニセコは、ウインタースポーツが盛んな地域として有名です。1995年(平成7年)には、「NAC」(ニセコアドベンチャーセンター)が設立され、当時は日本でまだ馴染みのなかったラフティング(ゴムボートで川の急流や激流を下るスポーツ)も広まりました。これにより、自然を活かした夏の楽しみが増え、ニセコでは年間を通じて様々なアウトドアアクティビティを楽しめるようになったのです。「自然を活かしたアドベンチャー観光 ニセコ(北海道)」では、近年訪日外国人観光客の人気を集めているニセコの魅力を紹介します。

ニセコが注目を集める理由

ニセコの魅力

羊蹄山を望むニセコのスキー場

ニセコは、世界中のウインタースポーツ愛好家から注目を集めるスポットです。その魅力はなんと言っても、他に類を見ない極上のパウダースノー。年間降雪量は15mを超え、軽くて滑らかな上質のパウダースノーと様々な地形を活かした多彩なコースが、世界中のスキーヤーやスノーボーダーを魅了しています。

ニセコの魅力はウインタースポーツだけにとどまりません。アンヌプリ山や羊蹄山(ようていざん)など、壮大な自然の風景に触れられるのも、ニセコの大きな魅力のひとつです。

さらに、ニセコ周辺には、硫黄泉やアルカリ性温泉、単純温泉など、性質の異なる温泉が点在しています。宿泊施設は、バックパッカー(比較的低予算で旅をする旅行者)向けの素泊まり宿から、温かみある木造ペンション大浴場露天風呂を備えた大型リゾートホテルまで多種多様。予算や目的に応じて旅のスタイルを選べるのも、ニセコの人気を後押ししています。

オーストラリア人によってリゾートとしてスタート

NACニセコ店

ニセコがレジャースポットとして注目を集め始めたのは、1995年(平成7年)のことです。この年、オーストラリア出身の「ロス・フィンドレー」氏はNACを創設し、ニセコで初となるラフティング事業を開始。ニセコのパウダースノーに魅せられたロス・フィンドレー氏は、多くの人に冬だけでなく四季を通じてニセコを楽しんでほしいと考えたのです。

NACを通じて、冬に偏りがちだったニセコ観光に、夏のアクティビティ・ラフティングが根付き、ニセコが通年型リゾート地として発展したことで、若者の移住増加や新規店舗のオープンなど、地域が活性化。今日では、世界に誇る日本の人気観光地へと成長しました。

訪日外国人客から高い人気を得るニセコ

ニセコを訪れる観光客は、シーズンによっては外国人が9割近くにも上ります。訪日外国人観光客から高い人気を得た理由のひとつが、外国人観光客の滞在をサポートする環境が整っている点です。

ニセコでは、近年では当たり前となった多言語対応の取り組みをいち早く実施。案内看板やデジタルサイネージ(電子表示媒体を活用した情報発信システム)には外国語表記を添え、飲食店でも多言語メニューを用意しました。日本語の分からない訪日外国人客でも、長期滞在やトラブルの際に言語の壁を感じることなく過ごせるような環境づくりを行っているのです。

さらに、海外資本による高級リゾート施設の開発も進展。SNSなどを通じた口コミによる評判も、ニセコの国際的な人気を後押ししてきました。「Japan」(ジャパン)と「Powder Snow」(パウダースノー)を融合させた「Japow」(ジャパウ)という造語も生まれ、ニセコブランドの価値向上に寄与。このような総合的な取り組みにより、ニセコは年間を通じて楽しめる観光地として評価されていったのです。

サステナブル・ツーリズムに注力するニセコ

気候変動対策の取り組み

「サステナブル・ツーリズム」とは、環境保護、地域文化の尊重、経済的利益のバランスを取りながら観光開発を推し進める観光形態です。観光客が楽しむだけでなく、観光地に住む人々の長期的な利益も重視し、持続可能な観光地発展を目指しています。

ニセコでは、町民が主体となる持続可能な観光プロジェクトに注力。地球温暖化による深刻な影響を踏まえて、2020年(令和2年)に発表した「ニセコ町気候非常事態宣言」では、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を掲げました。日常的な省エネ活動の徹底や、地中熱をくみ上げて活用する地中熱ヒートポンプ、太陽光発電などの実用的な技術の導入を推進しています。さらに、マイクロ水力発電(わずかな水の流れと落差があれば発電できる小水力発電のうち、発電出力が100kW以下のもの)や温泉施設へのチップボイラー(木片を燃やして熱量を得るボイラー)導入など、先進的な技術の活用も検討。町民の意識向上と参加を促すため、定期的な環境勉強会やイベントの開催、家庭での省エネ活動の普及にも注力しています。

さらに、CO2の排出削減につながる実践的取り組みを募集する「エコライフコンテスト」の実施や環境家計簿の活用を通じて、町民一人ひとりが日常生活でCO2削減に取り組めるような支援も開始。これらの総合的な取り組みにより、ニセコ町は持続可能な観光地としての発展を目指しているのです。

ニセコルール

ニセコ地域で独自に定めている「ニセコルール」も世界的に注目を集めています。スキー場外(バックカントリー)での滑走を楽しむ人々の安全確保を目的として、2001年(平成13年)に定められました。「ニセコアンヌプリ地区なだれ事故防止対策協議会」をはじめ、複数の地域団体によって策定されたもので、ルールは以下の通りです。

  • スキー場外へは必ずゲートから出なければならない
  • ロープをくぐってスキー場外を滑ってはならない
  • スキー場外では、ヘルメットと雪崩ビーコンの装着が最低限必要
  • ゲート閉鎖時はスキー場外に出てはならない
  • 立入禁止区域には絶対に入ってはならない
  • 小学生のみでスキー場外を滑走してはならない

雪崩ビーコンは、雪崩埋没時の捜索救助のために作られたトランシーバーの一種。自分だけでなく仲間の命も救うため、プローブ(雪に突き刺し、埋没場所を確定するための棒)や、救助や雪洞掘りに使うショベルの携行も推奨しています。

かつてニセコは国内で最も雪崩による死亡事故が多いスキーエリアとして知られていましたが、ニセコルールの導入により安全性が向上しました。新雪滑走の自由を尊重しつつ、滑走者の安全を最優先に考えられており、ルールを守ることでスキーヤーやスノーボーダーはニセコの自然を安心して満喫できるのです。このような取り組みの甲斐もあり、2013年(平成25年)に創設された「ワールド・スキー・アワード」で、ニセコは複数回にわたって様々な賞を獲得しています。

ニセコのおすすめ観光スポット7選

ニセコアンヌプリ国際スキー場

ニセコアンヌプリ国際スキー場」は、初心者から上級者までが楽しめる人気のスキー場です。ニセコアンヌプリは湿度が低いため、雪質が非常に軽いのが特徴。スキー初心者でも滑りやすい良質な雪、広大なゲレンデを擁し、他のスキー場と比較して傾斜が緩やかで幅の広いコースが多く設けられています。長距離コースも多いため、初心者が長時間滑ることで自然と上達しやすいのも魅力です。一方で、上級者向けのコースも充実。ゲレンデ外を滑るオフピステコースが多数用意されており、すべてのレベルのスキーヤーが楽しむことができます。

また、スキー場の上部エリアは、「ニセコビレッジスキーリゾート」、「ニセコ東急グラン・ヒラフ」、「ニセコHANAZONOリゾート」と接続。全山フリーパスポートを購入すれば、スキー場間を自由に行き来できるため、さらに多様なコースを楽しみたい方におすすめです。

北海道ライオンアドベンチャー

「北海道ライオンアドベンチャー」は、ニセコと千歳を拠点とするアウトドアツアー会社。四季を通じて様々な自然体験を提供しており、夏はラフティングやダッキー(1~2人乗りのボートで楽しむ川下り)、サイクリング、熱気球を地上からロープでつなぐ熱気球係留フライトなどを楽しむことができます。冬も清流下りやスノーモービル、ソリツアーなど、雪と氷の世界を満喫できるアクティビティが充実。団体受け入れにも対応し、ニセコでの多様なアウトドア・インドア体験を一括で手配できます。それぞれのアクティビティは事前予約が必要になるため、公式HPで最新情報をチェックしましょう。

自然体験グラウンドピュア

ニセコビレッジ内にある「自然体験グラウンドピュア」は、羊蹄山を望む広大なアクティビティエリアです。例年7月1日~10月14日まで毎日営業しており、ニセコ町市街から車を使って約15分でアクセスできます。

自然体験グラウンドピュアは、木々の中を探検するように楽しむ「ツリートレッキング」や、ワイヤーで吊り下げられたレールを滑車で滑り降りる「レールスライダー」など、子どもから大人まで楽しめるアトラクションが豊富。他にも、乗馬やマウンテンバイク、乗用カートでの自然散策など、夏のアクティビティを存分に体験できます。料金はアイテムごとに異なりますが、8アイテムが1日中遊び放題になる「スーパーパスポート」もおすすめです。

第二有島だちょう牧場

「第二有島だちょう牧場」(だいにありしまだちょうぼくじょう)は、だちょうの放牧や羊蹄山を望む美しい風景を楽しめる牧場。放牧は初夏から冬の初めにかけて行われるため、事前に確認してから訪れるのがおすすめです。

牧場内では、だちょうのエサやり体験を実施。普段あまり接する機会のないだちょうと触れ合えるのが魅力です。また、だちょうの卵を使用したどら焼きや、だちょう肉などの特産品も人気。卵の殻はエッグアートの素材やインテリアとしても販売されており、珍しいお土産として注目を集めているため、訪れた際はぜひチェックしてみてください。牧場内のカフェでは、だちょうの卵を使ったお菓子やコーヒーを味わうことができます。

ニセコ昆布温泉

ニセコ連峰の山麓に広がる「ニセコ昆布温泉」は、ニセコ温泉郷最大の温泉地です。1900年(明治33年)に国民保養温泉地に指定され、北海道では貴重な湯治場として長く親しまれてきました。名称は、アイヌの人々が道標として木に昆布を巻き付けていた習慣に由来すると言われています。

ニセコ昆布温泉の特徴は、点在する歴史ある旅館やホテルがそれぞれ自家源泉を擁し、多様な泉質の湯を楽しめる点。1899年(明治32年)に開湯した、ニセコ昆布温泉で最古の歴史を持つ「鮎川温泉旅館」は、道内屈指の名湯と名高い温泉です。鉄分を豊富に含む泉質で、色は茶褐色。とろりとした湯は、肌触りも抜群です。

なお、ニセコ昆布温泉では、周辺の温泉を手軽に楽しめる「ニセコ湯めぐりパス」も販売。ニセコエリアを含む4つの町にある15の温泉施設の中から、最大3施設をお得に利用できます。

ニセコOAC

熱気球係留体験

「ニセコOAC」(ニセコ アウトドアアミューズメントカンパニー)は、自然を満喫するアクティビティを提供する会社です。宿泊施設も完備しているため、ニセコでのアクティビティを思う存分楽しむことができます。

特におすすめのアクティビティは、大自然の絶景を空から楽しめる熱気球係留体験「ニセコバルーン」。地上約30mまで上昇する気球に乗り、ニセコ連峰エリアを360度見渡すことができます。6~9月にかけて、早朝と夕方の1日2回開催されており、それぞれの時間帯で異なる景色を楽しめるのも魅力。バルーンが徐々に膨らんでいく様子を見ているだけで、搭乗前からワクワクします。

人が乗るバスケットにはドアが付いており、子どもや高齢の方でも簡単に乗り降りが可能。また、バスケットの1面にはクリアパネルが設置されているため、背の低い子どもも景色を楽しむことができます。他に、ラフティング体験とセットになったお得なプランもおすすめです。

有島記念館

有島記念館」は、1978年(昭和53年)に設立された文学館。「カインの末裔」(カインのまつえい)、「生れ出づる悩み」、「或る女」などの代表作で知られる大正時代の小説家「有島武郎」(ありしまたけお)の作品を数多く展示。また、若手画家の作品展や、貼り絵作家「藤倉英幸」(ふじくらひでゆき)氏の風景画展など、多彩な美術展も随時開催しています。

また、羊蹄山やニセコ連峰を一望できるブックカフェも有島記念館の魅力です。有島武郎作品から着想を得た自家焙煎コーヒーを楽しむことができ、多くの来館者から人気を集めています。さらに、音楽ライブや演奏会、朗読会などの文化イベントが頻繁に開催されているのも特徴です。

ページ
トップへ
ページトップへ