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室戸ジオパーク(高知県)/ホームメイト

地質現象などが分かる大地の遺産を訪ね、生物と環境との関係を学ぶ「ジオツーリズム」は、近年人気が高まっている観光スタイルのひとつです。そんなジオツーリズムを体験できる場所が、大地の公園と言われる「ジオパーク」。2024年(令和6年)3月時点で、国内では10地域が「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されており、そのひとつが高知県にある「室戸ジオパーク」です。「室戸ジオパーク(高知県)」では、室戸ジオパークの特徴や魅力について解説します。

切り立った崖と地層に大地形成の力強さを実感

室戸岬

「ジオパーク」とは、地質学的重要性を有する場所や景観が、保護・教育・持続可能な開発のすべてを含む総合的な考えで管理されたエリアです。

高知県東部の室戸半島に位置する室戸ジオパークは、室戸市全域を対象としており、大きく5つのエリアに分けられます。地形や地質、文化、動植物など多彩な魅力がありますが、なかでも「室戸エリア」にある縞模様の地層は見どころのひとつ。海岸から急に立ち上がる崖と海岸に広がる特徴的な地層は、学術的に「タービダイト」(乱泥流堆積物)と呼ばれ、砂や泥が潮の流れで海水と混ざり、それが海底に降り積もって形成されます。

室戸ジオパークのタービダイトは、水平に堆積したのち、回転して立ち上がったため縦向きの縞模様になっているのが特徴です。また、潮流によって海の底に描かれた波状の模様「漣痕」(れんこん)も見ることができます。

イルカによるセラピー体験も

国の天然記念物に指定されている亜熱帯性植物と海岸植物群落が形作る特異な景観も室戸ジオパークの特徴です。さらに、かつて伝統的な捕鯨漁が盛んだった室戸の海では、ホエールウォッチングも可能。「室戸ドルフィンセンター」では、イルカによるセラピー体験を提供しています。

高知県東部の室戸岬新港に位置する室戸ドルフィンセンターは、2003年(平成15年)、「麻布大学」(神奈川県相模原市)主導のイルカセラピー研究施設としてスタートしました。その後、大学スタッフが撤退し、NPO法人室戸ドルフィンプロジェクトが発足。室戸市の協力を得て存続が決定し、2006年(平成18年)に観光施設として再オープンしました。

室戸ドルフィンセンターは、障がいのある方や社会生活に制約のある方などを対象に、イルカとの特別な触れ合い活動を提供。脳性麻痺や精神疾患のある方、不登校の児童・生徒など、多くの人々に利用されています。自然豊かな室戸岬の環境で、イルカとの触れ合いを通じて、楽しみながら日常生活や療育活動につなげることを目的としているのです。

弘法大師・空海も修行した洞窟

御厨人窟

室戸市は、真言宗の開祖である「空海」(くうかい)にまつわる史跡が多く点在する地としても知られています。

海の波によって削られてできた洞窟「御厨人窟」(みくろど)と「神明窟」(しんめいくつ)は、およそ1,200年前に若き日の空海が悟りを開いたとされる神聖な場所。御厨人窟内には「五所神社」と呼ばれる社が祀られています。

「空海」という名前も、この地に由来。洞窟から眺める壮大な空と海の景色に深く感銘を受け、自らを「空海」と名付けたと言われています。

洞窟内は、岩に砕ける波の音や海底から聞こえてくるような地響きにも似た音が響くのも特徴です。2008年(平成20年)には、環境庁(現在の環境省)が選定する「日本の音風景100選」に「御厨人窟の波音」として登録されました。訪れた際は、ぜひ洞窟内の音に耳を傾けてみてください。

海洋深層水でパワーをもらおう

室戸岬沖水深300~400mの海洋深層水を利用した産業が盛んな室戸では、深層水プールやジェットバスなどを有する健康増進施設が立地しています。

室戸海洋深層水スパ「シレストむろと」は、室戸の海洋深層水を活用した独特の健康増進施設です。施設の中心となるのは、体温に近い約34度に維持された温水プール。この温度設定により、利用者の身体への負担を最小限に抑えつつ、快適な環境を提供しています。

温水プールだけでなく、開放感あふれる露天風呂や本格的なフィンランド式サウナ、爽快な外気浴を楽しめるホットタブ、ゆったりとくつろげる足湯など、多彩な設備が揃っているのも魅力です。

さらに、シレストむろとでは、高知大学医学部の研究成果に基づいた専門的な指導のもと、様々な水中運動プログラムを実施しているのも特徴。単なる運動ではなく、身体を動かすことを楽しみながら健康増進を図れるような環境が整っています。

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