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旅行でパワーをもらおう
「パワースポット」/ホームメイト
「パワースポット」は、その場にいるだけで、ご利益や癒しなどを感じられる場所のことです。パワースポットには、神社や仏閣をはじめ、霊山、自然などがあり、旅先としても人気があります。 「旅行でパワーをもらおう『パワースポット』」では、パワースポットの魅力はもちろん、全国にある代表的なパワースポットをご紹介しましょう。
パワースポットとは?
神聖な場所や自然など、神秘的なエネルギーを感じられる場所は、パワースポットとして、広く認知されています。
長く繁栄する神社や仏閣

古くから、神や仏が宿るとされている神社や仏閣、草木が育つ元気の出る場所のことを「弥盛成地」(いやしろち)と呼んでいました。
今、日本でパワースポットとされている場所には、長く繁栄している神社仏閣などが多い傾向ですが、これは時の権力者達が、風水などを活用して、パワーの強い地を選び、その場所に神社仏閣や自身の霊廟を建てたからだと言われています。
大地のエネルギーがあふれている場所
日本人は古来、島や山などをひとつのご神体と考えてきたことが全国各地で見られます。「霊峰」や「霊山」など豊かな自然そのものを崇め、畏れの対象としてきたのです。つまり、大地のエネルギーがあふれている場所もパワースポットと考えられています。
パワースポットではどうすればいいか
パワースポットを訪れる際、その場所のルールを守ることが大切です。例えば、神社仏閣では、作法に則った参拝をします。写真撮影を禁止している場所では、注意が必要です。霊峰や霊山、景勝地など、自然の中にあるパワースポットでは、ゴミを捨てないようにしましょう。また、そういう場所では、植物や小石など触れてはいけない物、持ち帰ってはいけない物があるため、気を付けなくてはなりません。
なお、パワースポットでは、心を落ち着かせて、その場所の持つパワーや気に身を委ねましょう。神聖な場所に来られたことへの感謝を忘れずにいることも大切です。
全国にあるおすすめのパワースポット
全国には、数多くのパワースポットがあります。ふらりと訪れるのもおすすめですが、あらかじめ、その場所についての知識を得ることで、より楽しむことが可能です。
神威岬(北海道)

「神威岬」(かむいみさき)は、積丹半島(しゃこたんはんとう)の北西部から日本海に突き出た岬です。北海道積丹郡積丹町の「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に属しています。
なお、神威とはアイヌ語で「神」のことで、神が宿る雄大な自然景観として、信仰されてきました。
神威岬から見える海の青さは美しく、「積丹ブルー」と呼ばれています。そして、この海の中に立っている茶色の岩は「神威岩」と言い、人気のパワースポットです。
摩周湖(北海道)

「摩周湖」(ましゅうこ)は、北海道川上郡弟子屈町にある湖です。周囲約20㎞、最大水深約212mにも及ぶこの湖は、世界でも有数の透明度を誇ります。
湖は絶壁で囲まれているため、湖の近くに降りることはできません。しかし、展望台から、吸い込まれそうなほど深い青の湖面を見ることが可能です。この独特な色は「摩周ブルー」と呼ばれています。
摩周湖は、アイヌ語で「カムイトー」。絶壁で人を寄せ付けないこと、水温が低く、微生物などの繁殖が難しい環境であることから、「神の湖」としても知られています。
羽黒山(山形県)

「羽黒山」(はぐろさん)は、山形県鶴岡市にある標高約414mの山です。「月山」(がっさん)、「湯殿山」(ゆどのさん)に並ぶ「出羽三山」(でわさんざん)のひとつ。なお、羽黒山は現在、月山は過去、湯殿山は未来と見立てられ、出羽三山を巡ることは、生まれ変わりの旅をすることとして、古くから信仰を集めてきました。
羽黒山の山頂にある「出羽三山神社」には、三山の神を合祭した社殿「三神合祭殿」があります。また、羽黒山では、山伏修行体験が可能。俗世界と離れ、修行することで、自然と一体となり、神秘的なエネルギーを体内に吸収できるだけではなく、自分を見つめ直すチャンスとして、人気を集めています
日光東照宮(栃木県)

「日光東照宮」(にっこうとうしょうぐう)は、栃木県日光市にある神社です。江戸幕府初代将軍「徳川家康」を祀る神社として知られています。
境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建築物が並び、その美しさは圧巻。1999年(平成11年)12月2日には、世界遺産にも登録されました。
日光東照宮は、風水や陰陽道などを使って、運気の良い場所や大地のエネルギーがみなぎる場所に建てられており、神社全体がパワースポット。なかでも、「北辰の道」(北極星へ向かう道)の起点と言われる「陽明門」、徳川家康の墓である「奥宮宝塔」、「北辰の道」、日光東照宮から二荒山神社へ続く「上神道」は、日光東照宮における3大パワースポットとして、多くの観光客でにぎわいます。
戸隠神社(長野県)

「戸隠神社」(とがくしじんじゃ)は、長野県長野市にある霊山「戸隠山」の麓にある、「奥社」(おくしゃ)、「中社」(ちゅうしゃ)、「宝光社」(ほうこうしゃ)、「九頭龍社」(くずりゅうしゃ)、「火之御子社」(ひのみこしゃ)の5社からなる神社です。
創建以来、2000年以上の歴史を誇る戸隠神社の各社には、「天岩戸開き神話」ゆかりの神々が祀られています。日本屈指の聖地として名高い戸隠神社は、開運、心願成就など様々なご利益があると言われており、5社すべてを巡る「5社巡り」が有名です。
上高地(長野県)

「上高地」(かみこうち)は、長野県松本市にある標高約1,500mの景勝地です。飛騨山脈(北アルプス)の登山口としても有名な上高地は、「中部山岳国立公園」の一部となっており、「特別名勝」及び「特別天然記念物」に指定されています。上高地は古くから「神降地」(神が降りる地)と呼ばれ、崇められていました。
特に「穂高神社」と、同神社の神域明神池は、強い霊気やパワーの源が宿る神聖な場所として人気を集めています。
富士山(静岡県・山梨県)

「富士山」(ふじさん)は、静岡県と山梨県にまたがる活火山です。古来、人々に信仰されてきた霊峰であり、日本人の自然観はもちろん、「浮世絵」をはじめとする様々な芸術を育んだとして、2013年(平成25年)には、「富士山 信仰の対象と芸術の源泉」という名称で世界遺産に登録されました。
日本で最も高く有名な富士山は、日本有数のパワースポット。なかでも、「河口浅間神社」(かわぐちあさまじんじゃ)から歩いて約30分の場所にある「天空の鳥居」は、富士山をご神体として、遥拝(ようはい)をする場所となっており、ここから富士山を拝むことで、様々なご利益が得られると言われています。
伊勢神宮(三重県)

「伊勢神宮」(いせじんぐう)は、三重県伊勢市にある神社で、正式名称は「神宮」(じんぐう)です。実は伊勢神宮は、ひとつの神社ではなく、伊勢市とその周辺にある125社の総称。なかでも、「天照大御神」(あまてらすおおみかみ)を祀る「皇大神宮」(こうたいじんぐう)と、衣食住の守り神である「豊受大神」(とようけのおおかみ)を祀る「豊受大神宮」(とようけだいじんぐう)は有名です。
一般的に、皇大神宮は「内宮」(ないくう)、豊受大神宮は「外宮」(げくう)と呼ばれており、「伊勢神宮をお参りする」という場合には、内宮と外宮を参拝することを意味します。なお、伊勢神宮には、数多くのパワースポットが点在。例えば、外宮にある「三つ石」やカメの形をした石の橋「亀石」、正宮から別宮へ移動する途中にある大きな杉の木、内宮の神様を祀っている「荒祭宮」(あらまつりのみや)に向かう途中にある「踏まぬ石」などがあります。
また、伊勢神宮は、20年に1度、神殿を境内の隣の敷地にそっくり同じ形で建て替える式年遷宮を実施。この行事は、1300年にわたり続けられており、いつまでも変わらない空気が漂っています。
比叡山(滋賀県・京都府)

「比叡山」(ひえいざん)は、滋賀県と京都府にまたがる標高848mの山です。古くから「神が宿る山」として信仰の対象とされてきた比叡山は、「天台薬師の池」と呼ばれた「琵琶湖」(びわこ:滋賀県大津市)や京都の街並みを一望できる景勝の地でもあります。
比叡山の東側には、「最澄」(さいちょう)が開いた天台宗の総本山「延暦寺」(えんりゃくじ)があり、かつて京都と延暦寺を往復するために僧侶達が通ったとされる「雲母坂」(きららざか)は、今でも多くの登山客が利用。なお、比叡山は、1200年の歴史と伝統が評価され、1994年(平成6年)に、「古都京都の文化財」の一環として、世界遺産に登録されました。
風水の観点から比叡山は、京都の守りを司る「青龍の山」(せいりゅうのやま)として、また「京都御所」(きょうとごしょ:京都府京都市上京区)の「鬼門封じ」としての役割を持っているパワースポットです。その他にも、比叡山延暦寺の「根本中堂」(こんぽんちゅうどう)には、1200年以上にわたって途絶えたことのない「不滅の法灯」があり、火の力が、現世の穢れを焼き尽くしてくれると言われています。
高野山(和歌山県)

「高野山」(こうやさん)は、和歌山県にある地域の名称です。「弘法大師」(こうぼうたいし)で知られている「空海」(くうかい)が、真言密教の修験の場として開いた山上の聖地であり、山内には、総本山の「金剛峯寺」(こんごうぶじ)をはじめ、117もの寺院が並びます。
高野山は、「熊野三山」(くまのさんざん)や「吉野・大峯」(よしの・おおみね)とともに、自然崇拝に根ざした神道や多様な信仰の形態を育んだ神仏の霊場などが評価され、2004年(平成16年)に「紀伊山地の霊場と参詣道」という名称で、世界遺産に登録されました。
熊野古道(三重県・和歌山県・奈良県)

「熊野古道」(くまのこどう)は、三重県、和歌山県、奈良県にまたがっている、熊野三山へ通じる参詣道の総称です。「熊野参詣道」とも呼ばれ、古くから人々が浄土を目指した「祈りの道」。江戸時代には、「伊勢に七度、熊野に三度」という言葉があったように、伊勢神宮の参拝を終えた旅人が険しい峠を越え、熊野を目指したと言われています。
なお、熊野古道には、「玉置神社」(たまきじんじゃ:奈良県吉野郡)、「神倉神社」(和歌山県新宮市)、「花の窟神社」(はなのいわやじんじゃ:三重県熊野市)があり、いずれも世界遺産に指定。各神社のご神体は、石や岩であり、それぞれに強力な力が宿っているとされています。
出雲大社(島根県)

「出雲大社」(いずもたいしゃ)は、島根県出雲市にある神社です。「いずもたいしゃ」という呼び名が一般的ですが、正式な呼称は「いずもおおやしろ」。縁結びの神、福の神でも名高い出雲大社は、太古の昔、国土を開拓して国を造り上げた「大国主大神」(おおくにぬしのおおかみ)を御祭神として祀っています。
なお、旧暦10月のことを「神無月」(かんなづき)と呼びますが、出雲地方では、「神在月」(かみありづき)。そして、旧暦10月になると、八百万(やおよろず)の神が出雲に集まり、「人の縁」について話し合うことから、出雲大社は「縁結び」にご利益があるとされているのです。
境内の奥にある「素鵞社」(そがのやしろ)には、「八岐大蛇」(やまたのおろち)退治で有名な「素戔嗚尊」(すさのおのみこと)が祀られており、この社の裏手にある「稲佐の砂」(いなさのすな)を集め、砂箱の中にある砂と交換して持ち帰る習わしが存在。持ち帰った砂は、厄除けになると言われています。
厳島神社(広島県)

「厳島神社」(いつくしまじんじゃ)は、広島県廿日市市にある神社です。瀬戸内海に浮かぶ宮島(厳島)そのものをご神体として、海上に建築物群が建ち並びます。宮城県の「松島」、京都府の「天橋立」(あまのはしだて)と並ぶ「日本三景」のひとつであり、古くから詩歌や絵画の題材でも人気。1996年(平成8年)、厳島神社と宮島の弥山(みせん)原始林が、「厳島神社」という名称で世界文化遺産に登録されました。
1400年もの歴史がある厳島神社は、水の上に建立しているということから、風水による力が得られると言われています。また、宮島のシンボルでもある「大鳥居」、大鳥居から本殿の母屋へ向かう動線にも、ひときわパワーが集まっているとされ、多くの観光客が祈りを捧げているのです。
鳥取砂丘(鳥取県)

「鳥取砂丘」(とっとりさきゅう)は、鳥取県鳥取市の日本海海岸にある砂丘です。東西約16km、南北約2.4kmに広がるこの砂丘は、1955年(昭和30年)に国の天然記念物に、2007年(平成19年)に「日本の地質百選」に選ばれました。
鳥取砂丘は、日本海から吹いてくる風によって、長い歳月を経て作り上げられた巨大な砂の丘であり、「風属性のパワースポット」として人気です。
高さ約47mある「馬の背」と呼ばれる砂の丘を登れば、美しい絶景を眺めることができます。なお、鳥取砂丘の砂は持ち帰ったり、砂に絵や文字を描いたりすることは禁止されているため、注意しましょう。
エンジェルロード(香川県)

「エンジェルロード」(天使の散歩道)は、香川県小豆郡土庄町にある砂洲です。1日2回、干潮の時間にだけ、海の中から砂の道が出現。この不思議で神秘的な現象から、大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われているのです。
また、エンジェルロードの手前にある「弁天島」(べんてんじま)には、「約束の丘展望台」があり、エンジェルロードを背景に、幸せの鐘を鳴らすことができます。
高千穂(宮崎県)

「高千穂」(たかちほ)は、宮崎県西臼杵群高千穂町にある、緑豊かな山里です。天上界から初めて神が降り立った「天孫降臨の地」(てんそんこうりんのち)とも呼ばれ、天照大御神が隠れた「天岩戸神社」(あまのいわとじんじゃ)、それを知った八百万の神が集まり、神議が行われたという大洞窟「天安河原」(あまのやすかわら)など、日本神話でもなじみ深い場所や神々を祀る神社が数多く存在。
また、「阿蘇山」(あそさん)の火砕流が侵食されてできたという「高千穂峡」の峡谷には、「日本の滝百選」に選ばれた「真名井の滝」(まないのたき)などがあります。
真名井の滝は、天孫降臨の際、この地の水がなかったため、神である「天村雲命」(あめのむらくものみこと)が「天真名井」(あまのまない)から汲んできた水を水源としている滝だと伝えられているのです。
阿蘇山(熊本県)

阿蘇山は、熊本県の阿蘇地方に位置する火山です。「火の神様の聖域」とも言われ、雄大な大自然と地中から湧き出す、エネルギーに満ちあふれた場所となっています。
阿蘇の火口底にはマリンブルーの美しい色の火口湖があり、自然が生んだ神秘の湖面の色と、エネルギーによって、清々しい気持ちになれると人気なのです。
また、阿蘇山の周辺には、多くの湧水スポットが多数存在。なかでも有名なのは、「白川水源」(しらかわすいげん)です。日本一おいしい水と言われている白川水源の水は、1985年(昭和60年)、環境省の「平成の名水百選」にも選ばれました。水源の水は、不老長寿や諸病退散のご神水であると尊ばれ、汲んで持ち帰ることができます。
霧島神宮(鹿児島県)

「霧島神宮」(きりしまじんぐう)は、鹿児島県霧島市にある神社です。もとは「天孫降臨の地」で知られている高千穂にあったと伝えられており、天照大御神の孫である「瓊瓊杵尊」(ニニギノミコト)を祀っています。霧島神宮には、樹齢約800年の御神木をはじめ、国家「君が代」にも出てくる「さざれ石」、神霊を招く木と言われている「招霊木」(おがたまのき)などがパワーをいただけるとして有名です。
また、2022年(令和4年)に国宝の指定を受けた本殿、西の日光と称される美しい社殿などは必見。なお、社殿の裏側の旧参道にある「亀石」をはじめ、いつも風が吹き出ている「風穴」、人間の力では動かすことができない岩の中になぜか文字が刻まれている「文字岩」など、「霧島七不思議伝説」と呼ばれている地域を訪れることもおすすめです。
屋久島(鹿児島県)

「屋久島」(やくしま)は、鹿児島県に属する島です。標高差によって、亜熱帯に生息する野生動物や植物をはじめ、冷温帯に生息する動物、植物など多くの固有種、北限や南限種の動植物が生息している特異な生態系を構成しており、独特な生態系と豊かな自然環境が認められ、1993年(平成5年)には、日本で初めて世界自然遺産に登録されました。
屋久島の見どころである、樹齢1000年以上の杉「屋久杉」、さらに屋久杉のうち樹齢7000年以上の杉である「縄文杉」が織りなす景観は、訪れた多くの観光客から「自然の生命エネルギーを感じられる」と言われています。特に「豊臣秀吉」が「大坂城」(大阪府大阪市中央区)を築く際に伐採した屋久島の切り株で知られている「ウィルソン株」は、株の中から上を見上げると、空がハートの形に見えることから、恋愛成就のパワースポットと考えられ、人気を集めているのです。
斎場御嶽(沖縄県)

「斎場御嶽」(せーふぁうたき)は、沖縄県南城市にある史跡です。神アマミキヨによって創られたと言われる「七御嶽」(ななうたき)のひとつ。「琉球開闢」(りゅうきゅうかいびゃく:琉球の天地創造と国造り)伝説にも現れる琉球王国最高の聖地であり、歴代の琉球国王はこの地を訪れ、西の海に浮かぶ「久高島」(くだかじま)を遙拝しました。
こうしたことから、斎場御嶽は、聖地巡拝の行事を今に伝える「東御廻り」(あがりうまーい)の参拝地と話題になり、観光客が増え続けています。なお、斎場御嶽は、2000年(平成12年)に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一環として、世界遺産に登録されました。
