A:藤原道長 藤原道長(ふじわら みちなが)は、平安時代中期の公家です。摂政であった藤原兼家(ふじわら かねいえ)の5男として生まれ、さほど目立たない存在でした。しかし、3人の娘を次々と天王の妃として入題させ「一家立三后(いっかりつさんこう)」を成し遂げ、摂政として絶対的な権力を掌握。華やかな貴族文化の象徴的存在でもあり、紫式部が書いた「源氏物語」の主人公・光源氏は道長をモデルとしているとも言われています。