A:牛蒡(ごぼう) 牛蒡は古くから漢方の薬草として使われ、中国から日本へ伝来しました。中国では、大きな草木に「牛」を使うことが多く、「蒡」は牛蒡に似た草の名前に使われていたため、大きな蒡と言う意味で、「牛蒡」と名付けられたようです。根を食べるのは日本と韓国ぐらい。太平洋戦争中にイギリスやアメリカ人の捕虜が牛蒡を木の根だと思い、日本人から木の根を食べさせられたとして、戦後に日本人将兵が戦犯として裁かれたこともあったそうです。