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珍名・奇祭クイズ

第21問 山形県上山市に伝わる「加勢鳥(かせどり)」に扮する若者は何を被る?

×不正解

A.兜(かぶと)

戦国時代の合戦時、最も狙われやすく、致命傷を受けやすい頭部を打撃や刃物、落下物から守るための防具です。臓器のある胴や胸を守る鎧とともに発展してきました。鎌倉・室町時代以降は武力を誇り、存在を誇示するために装飾物を取り付けるようになり、名だたる戦国武将は非常に凝った変わり兜を着けていました。

信長の小姓である森蘭丸(もりらんまる)は「南無阿弥陀仏」と縦書きされた前立てを掲げたり、真田幸村(さなだゆきむら)は鹿の角、上杉謙信(うえすぎけんしん)は兎の耳などをデザインに取り入れたりして、オリジナリティを重視していたようです。

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