B.相撲 もともと相撲は日本古来の信仰・神道に基づいた神事で、歴史は非常に古く、古墳時代の埴輪や須恵器にもその様子が描かれ、古事記や日本書紀にも記されています。農作物の収穫を占う祭りの儀式として毎年行なわれ、宮廷行事にもなりました。今でも祭りの際には天下泰平・子孫繁栄・五穀豊穣・大漁を願い、相撲を奉納する神社が多くあります。江戸時代になると相撲を職業とする人達が現れ、歌舞伎と並び一般庶民の娯楽としての要素を濃くし、今のような興行スタイルへと発展しました。