現在行なわれているじゃんけんは、江戸時代から明治にかけて日本で成立したとされています。その起源は西日本に多く残る拳遊び。拳遊びには、指で蛇、カエル、ナメクジを表して勝敗をつける「虫拳」を含む「三すくみ拳」と、お互いの片手の指の数の合計を当て合う「数拳」があり、それらが融合して今の形になったようです。その後、日本武道の世界的普及やサブカルチャーの普及によって世界中に拡がり、様々な国で行なわれています。