A.鬼の面 鬼は現在「おに」と読んでいますが、かつては「九鬼文書(くかみもんじょ)」のように「かみ」と読んだり、「もののけ」の「もの」と読んだりする他、「隠(オヌ)」が訛ったという説もあります。すなわち、神のような存在、邪悪な存在、本来存在しないもの、など、様々な解釈がなされてきました。心を映し出すもの、神の姿、死者の魂などいろいろな捉え方がされ、能や神事などで鬼の面が使われるようになったようです。