A.平将門の乱 Aの平将門の乱は平安時代の中期、東国で平将門が起こした反乱です。将門は桓武平氏の一族で、現在の茨城県結城郡に本拠を持つ豪族でしたが、935年に一族と内輪争いがあり、伯父の国香を殺害。939年に現在の茨城県、栃木県、群馬県を攻めて自ら新皇と称し関東を治めましたが、翌年に藤原秀郷や平貞盛らに滅ぼされました。931~947年の承平・天慶間に東国の平将門の乱と、西国の藤原純友の乱がほぼ同時に起きたので、2つを合わせて承平・天慶の乱とも呼ばれています。