A.カド焼き Aのカド焼きは、「カド」とは鰊(にしん)のことで、東北地方では産卵のために押し寄せる鰊が河口の門口で獲れたことからカドと呼ぶようになり、「春告魚」とも呼んでいます。山形県新庄市は豪雪地帯のため、かつては冬期に鮮魚を入手するのが困難でした。そのため、雪解けとともに手に入ったカドを焼いて酒を酌み交わし、春の到来を喜ぶ「新庄カド焼きまつり」を行なうようになったとか。今では新庄の春の風物詩になっています。