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観光情報

古来日本が楽しめる観光施設
「明治時代~昭和時代」/ホームメイト

明治時代は、初めて電灯が灯ったり、鉄道が走ったりなど、日本が近代化への歩みをスタートさせた時代です。そして、そのあとに続く大正時代は、明治時代の文明開化がさらに発展した時代。「大正ロマン」や「大正デモクラシー」という言葉が生まれ、日本独特の文化が現れ始めました。また、昭和時代は、日本の歴史の中で最も長く続いた元号を持った時代です。「昭和レトロ」という言葉があるように、振り返れば懐かしい気持ちを覚えます。「博物館 明治村」、「日本大正村」、「日本昭和村」(ぎふ清流里山公園)など、それぞれの時代を体験することができる観光スポットをご紹介しましょう。

博物館 明治村(愛知県)

明治村(北海道開拓の村)

博物館 明治村は、愛知県犬山市にある野外博物館です。明治時代の貴重な建造物を保存する目的で造られました。

はるばる北海道から移築された「札幌電話交換局」、明治政府が中央図書館として建てた「内閣文庫」、神戸の山手に建てられた「神戸山手西洋人住居」、明治時代を代表する文豪、「森鴎外」(もりおうがい)と「夏目漱石」(なつめそうせき)が借りて住んでいたと言われる「森鷗外・夏目漱石住宅」など、60件以上の建造物を広大な100万㎡の敷地に移築し、保存・展示を行っています。また、重要文化財に指定されている建物は10棟もあり、見どころがたくさん。施設は、明治時代の街並みが見事に復元されていることから、映画やドラマの撮影に使われることもあります。

なお、明治村では、2つの体験が可能。ひとつめは、明治村への入村方法です。実は、明治村の北口は蒸気機関車の駅舎にもなっており、蒸気機関車で入村できます。ちなみに北口にある駅の名前は「東京駅」で、蒸気機関車は、ここから村内中央にある「名古屋駅」に向けて30分おきに運行。わずか5分の乗車時間ですが、蒸気を出しながらゆっくりと進む蒸気機関車に乗ることで、明治時代を体験できるのです。

そして、「名古屋駅」で下車したら、「旧帝国ホテル中央玄関」へ向かいましょう。これが2つめの体験です。旧帝国ホテル中央玄関は大正時代の建物ですが、当時、皇居正面に建てられていた帝国ホテルは、これまでの平面的な空間から、立体的な空間を構成する建物として、近代日本の建築方法を大きく変えたことで知られています。

重要な建造物を見学したあとは、2階にある喫茶室で本格的なアフタヌーンティーを楽しむこともおすすめ。ビール党には、明治時代のラベルが印刷されたアルトタイプのビールもあります。あとはゆっくり、村内を楽しみましょう。

日本大正村(岐阜県)

日本大正村

日本大正村は、岐阜県恵那市明智町にある、「大正」という時代をテーマにしたテーマパークです。1984年(昭和59年)に立村(大正村の建設を宣言)し、1998年(平成10年)に正式に開村しました。なお、この大正村には、購入した入場券を渡して入るゲートはどこにもありません。実は、「明智町」という町そのものが「日本大正村」なのです。

大正時代を楽しむ主な拠点としては、「大正ロマン館」、「大正村役場」、「大正村資料館」、「おもちゃ資料館」、「大正時代館」など。大正時代は、わずか15年という短い時代ながらも、「大正ロマン」という言葉に代表されるように、19世紀を中心にヨーロッパで展開した精神運動であるロマン主義の影響を受けています。そして、日本大正村では、個人の解放や新しい時代への理想に満ちた風潮が漂っていた時代を感じることができるのです。

日本大正村の魅力は、ボランティアの案内人たちとの触れ合いにもあります。もともと明智町には、「ちょっとおんさい、よっとくんさい」(ちょっと来て、寄ってください)とあいさつを交わす習慣があり、今でも、町の住民が、施設内の建物を説明したり、案内したりするといった形で観光客をお出迎え。また、日本大正村を運営する実際の実務も住民による無償のボランティアで行われており、それが大学の研究者たちから高く評価され、大正時代に関係する資料が次々と集まっているのです。

日本昭和村(岐阜県)

日本昭和村(ぎふ清流里山公園)

日本昭和村は、岐阜県美濃加茂市にある体験型のテーマパークで、2018年(平成30年)からは、「ぎふ清流里山公園」という名称で、新たに生まれ変わりました。

この日本昭和村(ぎふ清流里山公園)は、昭和30年代の里山をイメージして造営。施設内には、1938年(昭和13年)に建築の「旧朝日村役場」や1931年(昭和6年)に建築の「双六学校」などが移築されており、レトロな建物内を見て回ることが可能です。なかでも、旧宮小学校を移築した木造校舎「やまびこ学校」は、日本昭和村(ぎふ清流里山公園)における見どころのひとつ。「昭和パビリオン」として、昭和時代の懐かしい暮らしを見学することができます。

また「かいこの家」は、昭和初期の日本の大きな産業であった養蚕の展示や飼育の様子を見ることが可能です。さらに、日本昭和村(ぎふ清流里山公園)では、オルゴール作りをはじめ、万華鏡作り、陶芸作り、そば打ちなど多数の体験コーナーがあり、子どもだけではなく、大人にも大人気。昭和の芝居小屋を再現して作られた「昭和座」では、芝居や演奏会など、様々なイベントが開催されています。

その他、日本昭和村(ぎふ清流里山公園)には、駄菓子やおはじき、竹とんぼなどを販売している駄菓子屋をはじめ、おいしいグルメを味わえるレストラン、お土産が購入できる「おんさい館」(道の駅みのかも)など数多くあり、食事や買い物を楽しむこともおすすめです。

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