全国のご当地グルメ
群馬県のご当地グルメ/ホームメイト
群馬県のご当地グルメをご紹介します。面積の80%が山地で占められている群馬県。海に面していませんが、尾瀬や利根川といった清流に恵まれており、イワナやヤマメをはじめとする川魚は貴重なたんぱく源として古くから食べられてきました。なかでも、板倉町のナマズ料理はご当地グルメとしておなじみ。水はけの良い地形を利用した小麦の二毛作も盛んなことからうどんがよく食べられており、「おっきりこみ」、「水沢うどん」、「ひもかわうどん」は群馬の三大うどんと呼ばれています。群馬県の地形は、こんにゃく芋の生産にも適しており、現在流通しているこんにゃくのほとんどが群馬県産。群馬県のご当地グルメであるおっきりこみ、水沢うどん、こんにゃく料理について解説するとともに、それらの群馬の味を堪能できるお店を紹介します。
おっきりこみ

幅の広いうどんを根菜とともに煮込んだのが「おっきりこみ」。
うどんを「切っては入れ、切っては入れ」煮込むことからこの名で呼ばれるようになりました。
養蚕が盛んだった群馬県ではうどんと具材を煮込むだけでできるおっきりこみは、仕事の合間に作って、手早く食べられることから重宝され、今も家庭の味として受け継がれています。
味つけは味噌味が中心ですが、醤油ベースの物や塩味の物など、家庭によって様々です。
有名店①:「はや味」(群馬県富岡市)
「はや味」は世界遺産にも認定された富岡製糸場の正門前にある食事処で、名物の「おっきりこみ」は、あっさりとした醤油ベースの味つけが特徴。麺はもちもちとした食感の平打ち麺が使われており、具材の大根やにんじんといった根菜類と6種類のきのことともにじっくりと煮込まれています。
おっきりこみの他にも、料亭で修行した店主が作る特製の豚の角煮を使ったメニューや、5種類の野菜を使った野菜天ぷらや舞茸の天ぷらが人気です。
有名店②:「新田乃庄」(群馬県太田市)
「新田乃庄」は群馬県の郷土料理が味わえる老舗の和食店。看板メニューの「おっきりこみ」には、幅の広い麺が使われており、食べ応え抜群です。生麺から煮込むことで打ち粉が溶け出してスープにとろみがつくので、麺とよく絡み、根菜やキノコから出た出汁の深い味わいを感じられる一品。
スタンダードな味噌味や醤油味の他にもスパイシーなカレー味、豚キムチを使ったチゲ風など、変わり種のおっきりこみも提供しています。
有名店③:「くろ松」(群馬県前橋市)
「くろ松」は、地産地消を掲げ、群馬県の食材を使った料理を提供する日本料理の名店。群馬県産の最高級ニジマス「ギンヒカリ」を使った料理や群馬県産の豚や旬の野菜を使った御膳など、豊富なメニューが魅力です。
日本料理店ならではの上品な出汁が自慢の「おっきりこみ」はお昼のメニューとして提供。小鉢料理やデザートとともに楽しめます。郷土の食材を使った料理の他、予約して楽しめる「とらふぐ懐石」も人気です。
水沢うどん

香川県の「讃岐うどん」や秋田県の「稲庭うどん」と並ぶ日本三大うどんとして知られるのが「水沢うどん」。
その発祥は、400年前に渋川市の伊香保町付近にある水澤寺で参拝客に振る舞われたうどんとされており、細めでコシが強い麺が特徴です。茹でた麺を水で締めて、醤油ベースのつけ汁に付けながら食べるのが定番。
現在は、伊香保温泉のご当地グルメとしてもおなじみで、水澤寺付近の通称「水沢うどん街道」には専門店が立ち並んでいます。
有名店①:「田丸屋」(群馬県渋川市)
「田丸屋」は、1582年創業の老舗。使用される麺は、国産の小麦粉のみを使った「十割うどん」と昔ながらの製法で作った「善利麦」の2種類です。善利麦は、石臼で製粉した地粉の全粒粉を使った麺。
その深い味わいを堪能するためにオリーブオイルと天然塩で楽しむ「温善利麦」と、独自の精進出汁で楽しむ「精進御前」が提供されています。定番の「もりうどん」の他にも、具材とともに自慢の出汁でじっくり煮込んだ「煮旨麺」も人気です。
有名店②:「清水屋」(群馬県渋川市)
「水沢うどん」発祥の地である水澤寺ゆかりの僧侶によって技法を伝授された「清水屋」。提供されるうどんは、使用する水と手打ちの製法にこだわっており、水は榛名山系の恵みでもある湧水を使い、打つのが難しいとされる薄力粉を熟練の職人が手打ちで仕上げています。
うどんの味を引き立てる名物の「ごまダレ」は、化学調味料を一切使用せず、白ごまと出汁とかえし(醤油・砂糖・本みりんを混ぜて作られるつゆの基礎となる調味料)のみで作られており、生姜の絞り汁が加えられているのが特徴です。
有名店③:「大澤屋第二店舗」(群馬県渋川市)
「大澤屋」は水沢を中心に伊香保温泉の石段などにも店舗をかまえる老舗。大澤屋のうどんは、生地を鍛えては寝かし、鍛えては寝かし、2日間もかけて打つのが特徴で、強いコシとのど越しの良さが自慢です。
コクと香りが強い金ごまと、手作りの味噌に毎朝職人の手で丁寧にとられた出汁を加えた「ごま汁」が人気。お取り寄せも可能で、生のうどんと人気のごま汁がセットになった商品もあるので、自宅で本場の味を堪能することも可能です。
こんにゃく料理

水はけの良い地形が栽培に適していたことから、古くからこんにゃく料理が親しまれてきた群馬県。元来、こんにゃくは病気に弱く、安定供給することが難しい農作物でした。
しかし、群馬県の研究施設が病気に強い品種を生み出したことで、スーパーなどで簡単に手に入るようになったのです。
現在は、群馬県のご当地グルメとしてもおなじみで、甘楽町にある体験型工場施設「こんにゃくパーク」は、観光客に人気のスポットになっています。
有名店①:「割烹旅館常盤館」(群馬県下仁田町)
1912年(大正元年)創業の「常磐館」は、木材や繭を扱う商人達の宿として愛されてきた老舗の割烹旅館。
現在は、下仁田ねぎのすき焼きや名物のこんにゃくを使った料理を堪能できる宿として知られ、ごまの風味が香る白和えや自慢の田楽味噌を使った田楽などが堪能できる「こんにゃく尽くし」が人気です。富岡製糸場やこんにゃくパークなどの観光地へ訪れる際の拠点として多くの観光客から親しまれている他、食事のみで立ち寄ることもできます。
有名店②:「永井食堂」(群馬県渋川市)
「永井食堂」は、新鮮で臭みのない国産のもつと群馬名産のこんにゃくを使った「もつ煮込み」でおなじみの人気店。
越後味噌と信州味噌を独自のレシピでブレンドした辛味噌を使って煮込まれたもつとこんにゃくの相性は抜群です。やわらかく煮込まれたもつと弾力の強いこんにゃくの食感が楽しく、癖になる味わい。群馬県産のコシヒカリを使ったご飯と一緒に楽しめる「もつ煮込み定食」は、ほとんどのお客さんが注文する人気メニューです。
有名店③:「そば源」(群馬県沼田市)
「そば源」は沼田市の市街地から少し離れた場所にたたずむ知る人ぞ知る名店。店主が「おふくろの味」を再現するために打ち始めたという十割そばは絶品です。
群馬名産のこんにゃくは、セットメニューの3点盛りで提供されており、そばや天ぷらとともに「そば御膳」として楽しむことが可能。「そばがき」や「そば団子」、「そばアイス」といったそばを使ったメニューはもちろん、群馬のブランド豚「利根のもち豚」を使った料理も人気です。

