黒部ダム
黒部ダムは、富山県立山町に位置する日本最大級のアーチ式コンクリートダムで高さ186メートル、長さ492メートル。1956年に着工し7年の歳月と延べ1,000万人の作業員を費やして1963年に完成した。この建設は「世紀の大工事」と称され、171人の尊い命が犠牲となり黒部ダムは関西電力が所有し、黒部川第四発電所(通称「くろよん」)として最大33万5,000キロワットの電力を供給しているそうだ。また、観光地としても人気が高く、特に6月26日から10月15日まで行われる観光放水は圧巻で毎秒10トン以上の水が放出されます。?晴天時には水しぶきに虹がかかることもあり、私はまだみていないが是非見てみたいと思う。
アクセスは、長野県大町市の扇沢駅から関電トンネル電気バスで約16分、富山県側からは立山黒部アルペンルートを利用し行く事が可能。ダム周辺には展望台や遊覧船「ガルベ」などの観光スポットも充実しており、四季折々の美しい風景を楽しむことができる。
黒部ダムは、電力供給の重要な役割を果たすだけでなく、その壮大なスケールと美しい景観で訪れる人々を魅了していると思う。
また、その壮大なスケールと歴史的背景から映画が作成されている。『黒部の太陽』
やテレビ番組の『プロジェクトX』など放映されている。ダム建設に伴う困難や当時の人々の奮闘が広く伝えられるとともに日本の高度経済成長の象徴としての側面も強調されており感慨深いもの感じました。黒部ダムは電力供給という実用的な役割だけではなく
歴史的背景や自然景観、そして今なお多くの人々に愛されて続けている事と存じます。
このような要素が組み合わさることで黒部ダムは単なるインフラ整備ではなく誇り高い日本の技術ではないかと思えてなりません。
四季により様々な景色を見せてくれる黒部ダム。私は春先に足を運んだが空気が澄んでおり肌寒さはあったものの素晴らしい景色を拝見した。一度ではなく二度、三度と行きたくなる。同じ時期に足を運んだとしても前回とは違った景色、発見は必ずあると思う。
みなさんも是非一度素敵な黒部ダムへ足を運んでください。