たまごのテーマパーク
鳥取空港からなら車で30分から40分くらい。近くに駅はありません。
鳥取でも1,2を争うくらいの辺ぴな立地。ここに行列のできるカフェやレストランがあります。
「本当にこの道で合っているのか」と不安に思いながら、里山に囲まれたのどかな県道を車で進むと、高台に2棟の近代的な建物が見えます。
一棟が「ココガーデンカフェ」で、もう一棟は1階にパン屋、ジェラート屋、うどん屋などが軒を連ね、2階にオムライスやパスタ、肉と魚料理などを提供するレストランが入る「大江ノ郷ヴィレッジ」。
車でしか行けない立地、広大な駐車場が完備されていますが、休日ともなると、その駐車場が満車になるほどの来場者があります。
お目当ては、「大江ノ郷自然牧場」の名を一躍有名にした「大江ノ郷パンケーキ」。「天美卵」のメレンゲで作るパンケーキは、シュワっと溶けるような食感と卵の濃い風味が特長です。カフェの看板メニューとして長年続く商品、これを食べるために、2〜3時間待ちの行列ができます。
リストに名前を書いて、順番待ち。順番が来るまでは、もう一つの建物「大江ノ郷ヴィレッジ」へ。1階には自家製酵母を使ったハード系のパンが中心のブーランジェリー、牧場スイーツだけでなくおすすめの調味料やワインまで取り揃えたビオマルシェ、コーヒー・ビール・スムージーなどが飲めるカフェバル、ジェラートなどを販売するスナックスタンド、だし巻き卵が名物のアグリキッチン、国産小麦を使ったうどん店があります。2階は、オムライスやパスタ、肉と魚料理などを提供する本格レストラン。「食のテーマパーク」のような雰囲気です。
「大江ノ郷製麺所」といううどん屋さん、卵を味わうためのメニューが売りです。山かけ釜玉うどんで、濃厚な卵をいただきました。
そして目当てのパンケーキ。お皿を揺らすとケーキも揺れて、目でも「ふわふわ」を楽しめます。メイプルシロップの甘味が、とても良いバターの香りと一緒に口の中に広がります。とにかく「美味しい」としか言えません。
もともとは、鶏が自由に歩き回る「平飼い」の養鶏農家さんだったそうです。
国産のトウモロコシや米ぬか、海藻、カニ殻、魚粉など20種類以上の天然飼料だけを与えられて、伸び伸びと健康的に育った鶏、その卵に「天美卵」と名付けて、通信販売や訪問販売をされていたそうです。
唯一無二の「たまごのテーマーパーク」とてもオススメで