大パノラマで一望
宍道湖グリーンパークは、宍道湖西岸にあり宍道湖自然館ゴビウス東隣にあります。ゴビウスの駐車場から歩いてグリーンパークに行きます。
ゴビウスで宍道湖を中心としたお魚などを見学したり、勉強したりした後にグリーンパークに行くと、更なる宍道湖の魅力が高まると思います。
このグリーンパークは広大な敷地面積で、なんといってもパーク内の一番奥にある「野鳥観察舎」が私のお気に入りの場所です。こちらは入館無料の施設で、望遠鏡が常設されています。大パノラマで宍道湖を一望することができます。宍道湖に集まる水鳥を望遠鏡で観察したり、湖面の様子や湖岸の様子をじっくり観察したりなど、宍道湖はどのようなところなのかを知ることが出来ます。館内にはスタッフさんがいますので、観察の仕方や宍道湖に関することなどを教えていただくことも出来ます。観察の写真や資料なども展示されており、とても心落ち着く野鳥観察舎です。
北側には「ビオトープ池」があります。こちらの池には、水鳥だけではなく両生類や昆虫、魚など多くの生物が生息しています。水質がとても安定しているからこそ、多種の生物が生存できる池なのでしょう。定期的に水質調査なども行なわれております。近くで見ることも出来ますが、野鳥観察舎やゴビウスの展望デッキからでも見ることが出来ます。
ビオトープ池より南側、パーク内に入ってすぐ北側には「バードサンクチュアリ」という特別なエリアがあります。こちらには人工池のカワセミ池が作られており、カワセミの人工営巣壁があります。貴重なエリアであるため、立ち入りが禁止されています。観察資料は観察舎で見ることが出来ます。
パーク内は広いので、散歩をしながら自然を感じるのもステキです。特に暖かい日は、鳥たちの鳴き声を聞きながら散歩をすると、心がとてもリフレッシュされますよ。カルガモの散歩道や木の説明板など、館内だけではなく外で楽しむことがたくさんあるグリーンパークです。
2019年には、ペンギンミュージアムがリニューアルしました。実際のペンギンは飼育されていませんが、ペンギングッズがたくさんありますので、子どもから大人まで楽しむことが出来ます。
四季色々な観察が出来る宍道湖グリーンパーク、とても楽しいですよ。