厳島神社の末社
宮島観光で寄りました。勉強不足で、宮島といえば「厳島神社」と表参道の食べ歩きくらいしか知らなかったのですが、フェリーを降りて、厳島神社を目指しているときに、高台に朱い五重塔が見えたので、ついでに行ってみることにしました。
調べてみると「豊国神社」で、高台に登ってみると五重塔と千畳閣という建物が二つありました。
天正15年豊臣秀吉によって創建された当初は「大経堂」と呼ばれ、山の神を荒らしたことへの供養として造営されたそうですが、秀吉が急死したことにより、御神座以外の天井が張られず、未完成のまま現在に至るそうです。
千畳閣と名がついていますが、実際の広さは畳857枚分とのこと。壁がほとんどないので、ぐるっと見渡せて、とても広いのが分かります。(でも、神社の境内としての敷地は、千畳閣と五重塔がほとんどを占めていて、狭いんだそうです。)
100円の入場料を払い靴を脱いで上がると、木の床がひんやり、そして高台なので涼しい風が抜けて、とても心地かったです。その日は、真夏のような暑さだったので、廊下の端に腰掛けてゆっくり涼んだりしました。
建物内の中央付近には御神座があり、周りには大小様々なしゃもじが奉納されているのが、宮島らしいなと思いました。
横には授与所もあり、ご朱印をいただけました。おみくじもありました。
階段はちょっとキツいですが、上がって良かったです。