スリル満点のつり橋!
紅葉になりかけの季節に行ってきました。
元々はこの谷瀬の吊橋の下でキャンプをするのが目的だったのですが、せっかく来たんだから吊橋も渡っちゃおう!ということで渡ってきました。
全長約300m、高さ50mの吊橋は生活用鉄線としては日本最長らしく、日曜日ということもあってか多くの観光客で賑わっていました。
一度に渡れるのは20名までということですが、私が行った時は特に規制がかかることもなく、皆自由に橋を行き来していました。
やはり長さもさることながら高さもかなりあるので、橋の入り口を目の前に足が竦んでいる人も少なくなく、みんな最初の方はかなりすり足のようにゆっくり歩いていました。
そんなみんなの渡っている様を見ながら、高いところ大好きな私は意気揚々と渡り始めたのですが、いざ渡ってみると確かにすり足になってしまうのが分かります。橋自体が不安定な作りの上に、他の人が歩く振動も加わってかなり揺れるんです!
橋の足元は鉄のフェンスのような柵の真ん中に幅70〜80cmくらいの木の板が引かれていて、その中を渡ることになるのですが、手すりをつかもうとするには足元がガッツリ見えるフェンス側に体を預けなければならず、かなりのハードモード。
しかも足元の木の板もわりと薄いつくりのせいか結構軋んだりして、それもまたスリルある状況に一役買っているようです。
高所恐怖症の人はまず渡れない橋ではないでしょうか。
ちなみに渡る途中で長く止まっていると監視係の人がスピーカーで注意を促すので、うかうか恐怖で足が竦んで動けないという状況になるわけにもいきません。
それでも橋の真ん中から十津川を見下ろしたり、橋のかかる渓谷を囲むような山々を眺めるのは何とも清清しい光景です。
キャンプをしている人は自分のテントを見つけたりするのも楽しいですね。
アクセス方法は車で向かうのが必須です。国道168号線から少し脇道に逸れるのですが、初めて行く人にはちょっと分かりにくいかもしれないです。
五條から向かう場合は「上野地トンネルの少し手前を左に逸れる」で覚えるといいかも知れません。