展望ギャラリーからの眺めが最高
初めての異人館巡りだったのですが、あまり下調べせずに「異人館と言ったら“風見鶏の館”と“うろこの家”でしょ!」のうろ覚えレベルで訪れたところ…結構大変でした、歩くのが。
大阪梅田から阪急神戸線を使って神戸三宮まで1本。約30分ほどで最寄り駅に到着します。
最寄り駅と言っても、ここからからひたすら歩きます。約15分ほどかかって坂を上がり、さらに神戸北野異人館からの案内看板に従って上がって・・・・めっちゃ足疲れました!
うろこの家は神戸北野異人館の中でも一番高い坂の上にあるという立地で、こんなに坂を歩くことになるとは思ってもみず、軽い柔らかブーツで来て良かったと本当に思いました。
神戸北野異人館のほとんどの建物は外からでも眺めることができるので、入館料を払わずとも建物の外観や雰囲気を感じることはできるのですが、このうろこの家に限っては入館料を払って入らない限りほとんど建物が見えません。
私にとっては今回のメインだったので、もちろん入館料を払って庭園からうろこの家、展望ギャラリーとじっくりと堪能しました。
入り口入ってまず目に入るのは庭園にある猪の像。この像の鼻を撫でると幸運に恵まれるというジンクスがあるらしく、あやかりものは遠慮なく頂こうと言うことでナデナデしておきました。
そしていよいよ建物の外観をいざ拝見!壁は写真やネットで見たまんま、見事にうろこ型の石のプレートがぎっしり張り巡らされていました。
石のプレートは微妙に光沢があって本当に魚のうろこみたい。プレートの色も1枚1枚少しずつ変化があって、その日は天気の良い日だったのでうろこが光に反射してなんともきれいでした。
家の中にはアンティークの食器がいっぱい展示されてて、マイセンやロイヤルコペンハーゲンなど老舗メーカーの食器の精巧な彩色は骨董品でありながら芸術品と言えるものでした。
うろこの家”隣の展望ギャラリーからは神戸の街が一望でき、天気も良い日だったので神戸メリケンパークのポートタワーもよく見えました。それにめっちゃ坂登ってきましたからね。苦労したのもあり景色は抜群に感じられました。
この日は回れる時間もそんなになかったので、うろこの家と風見鶏の館しか見れなかったので、今度はパスを買ってほかの建物もゆっくり堪能したいと思います。