

高滝は、三重県松阪市の奥香肌峡、台高山脈の池木屋山(いけごややま)を水源し、最終的に蓮川を経て櫛田川に合流します。 高滝を含む一帯を「宮の谷渓谷」とも呼ばれています。高滝は落差60mのかなり大きな滝になります。 「三重県で最も危険な山」として、池木屋山が上位にランクインしますが、ランクインの理由は、この高滝を含むルートが危険であるためです。高滝を回避して、別の尾根を経由して池木屋山に至る道は一般的な登山道になります。 高滝を含むルートは毎滑落事故が起きており、何名か亡くなっています。 池木屋山から高滝を経て下山しましたが、確かに事故が起きても不思議ではない地形でした。 地元の自治体や商工会が作成したホームページやパンフレットが存在しますが、記載されているような橋の一部は増水で流されており、川の中を歩かないと着きません。また、春〜秋に掛けては、ヒルも複数確認できました。ヒル除け対策も必要です。 最も深くて腰程度の深さの水深の川の中を進むだけなので、増水さえしていなければそこまで危険性は高くありませんが、高滝より先に進むのはやめましょう。