

風折滝(かざおれのたき)は、三重県松阪市の奥香肌峡にある滝です。宮の谷渓谷と呼ばれる場所にあります。 また、宮の谷渓谷の遊歩道は整備されていましたが、現在は一部区間で崩落して橋が流されている区間もあります。 その区間は、川に降りて川の中を進むしかありません。 距離はそれほど長くありませんが、岩登りや沢登りする区間がありますので、腕力や脚力が必要になります。ちょっとした観光気分で行ける場所ではありません。一通りの登山装備やヘルメット着用は必要になります。 ロープやチェーンは設置されていますが、単独での訪問は危険なので、経験者と行くのが良いかと思います。また、ヤマビルもかなりの数がいますので、対策が必要です。 どうやら、水量によってかなり見方が変わる滝のようです。 冬季にできる風折滝の氷瀑はかなり有名で、「(風折滝の)エンジェルウイング」などとも呼ばれています。特に氷瀑のできる冬季は、ヘルメット、アイゼン、ピッケルなどの冬山装備が必要になります。