青山高原で風車の林を見てきました
夏の日、涼しいところに行きたいと思い立ち、山のほうであれば涼しいのではないかということで、三重県側のドライブのついでに立ち寄りで青山高原に行ってきました。この高原は、「室生赤目青山国定公園」に含まれていて、山頂付近は津市や伊賀市にまたがっており、756メートルの標高があるため、ふもとから5度くらい気温が低い場所です。
車でなかなかの山道を通って、三角点のある高原の頂上にたどり着きました。緑の屋根のカフェがあるのですが、本日はお休み、営業日は不定休のようです。
駐車場にトイレと自動販売機はありますので、休憩するには問題ありません。付近は散歩できる公園になっていて、そこの三角点もあります。この場所からは三重県側を広く見渡せます。
訪れた日は天気が良かったせいか、伊勢湾の向こうの愛知県の知多半島のほうまで見えました。そこからの眺めといえば、三重県の海側も大パノラマなのですが、風力発電の風車が林のように数十本立ち並んでいる景色を見ることができます。頂上付近に来るまでに車でいくつかの風車を通り過ぎてきましたが、これほど多くの風車が並んでいるのは壮大さを感じます。生れて初めて見る景色です。
風車は、遠くから見ると一つ一つはさほど大きくなく見えますが、近づいたときのぐんぐん動く羽の力強さには驚きました。ちょっと怖い感じもします。以前何かの記事で読みましたが、風車はメンテナンスが大変とのことでした。このように大きな建造物を維持するのも大変なんだろうなと、改めて感心しました。
ここに来るまでには、ふもとから車で距離があるため、山道に慣れた方、もしくは山道を楽しめる方であれば問題ないですが、時間の余裕をもって移動したほうがよさそうです。
高原ではトンボもたくさん飛んでおり、すでに秋を少し感じさせる、避暑としてはとても良い場所だと思います。早朝や夕方など、時間帯に合わせて見える景色も変わってきそうなので、また来たい場所の一つになりました。