伊勢神宮参拝の証となる御朱印を集めよう
伊勢神宮は、日本を代表する歴史ある神社。神社仏閣参拝と共に、近年ブームとなっている御朱印集めを「伊勢神宮」から始めてみませんか?伊勢神宮には、7つの御朱印があり、内宮、外宮のほか、別宮(月読宮、倭姫宮、月夜見宮、瀧原宮、伊雑宮)で頂くことができます。神秘的な森にたたずむ伊勢神宮で、日本古来の風景を楽しみながら、作法を守って参拝。参拝後に頂く伊勢神宮の御朱印は、たくさん集めて比べてみる楽しみ方も。今回は御朱印集めを始めたい「アン」と「まな」が、「伊勢神宮」の内宮と外宮を訪れました。
- 交通アクセス
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三重県伊勢市の「伊勢神宮(内宮)」への交通アクセス情報をご紹介します。
- 所在地
- 〒516-0023三重県伊勢市宇治館町1
- アクセス
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- 路線バスでお越しの方
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- 「内宮前バス停」下車 徒歩8分
- 「神宮会館前バス停」下車 徒歩13分
- 「浦田町バス停」下車 徒歩15分
- 高速道路ICでお越しの方
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- 伊勢自動車道「伊勢西IC」から 2.4km
- 伊勢自動車道「伊勢IC」から 2.8km
- 伊勢自動車道「玉城IC」から 9.8km
三重県の伊勢市に位置する伊勢神宮。JR・近鉄「伊勢市駅」から参拝者で賑わう参道を抜けて外宮に到着した二人。伊勢神宮には外宮と内宮がありますが、外宮を先に、続いて内宮へ参拝するならわしがあります。

正式名称を「神宮」と言い、内宮は約2,000年、外宮は約1,500年前に創建された由緒ある神社です。日本神話に登場し、最も尊いとされる「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」を祀る内宮、天照大御神の食事を司る「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」を祀る外宮をはじめ、125の宮社から成り立っています。伊勢神宮への参拝を「お伊勢参り」とも言い、昔から「お伊勢さん」や「大神宮さん」と呼ばれ、日本全国の人に親しまれている神社です。また、神宮会館や内宮の参集殿では、伊勢神宮崇敬会オリジナルデザインの御朱印帳を販売。御朱印は内宮、外宮の神楽殿と別宮(月読宮、倭姫宮、月夜見宮、瀧原宮、伊雑宮)で頂けます。

伊勢神宮崇敬会
オリジナルデザイン御朱印帳
1,000円~
鳥居をくぐった二人はまず手水舎へ。手水舎は参拝する前に手と口を水で洗い、身を清めるための流水施設です。二人は正しい作法でできたかな?

柄杓を右手に持ち、左手を洗います。
柄杓を左手に持ち替え、
右手を洗います。
もう一度柄杓を右手に持ち替え、左手を受け皿に水を汲んで口を洗います。
※口を軽くすすぐ程度でOK。
水が柄に伝わるように柄杓を立て、残った水で柄の部分を洗います。
鳥居をくぐる前に一礼し、正殿へやってきた二人。ここでは、日ごろの感謝の気持ちを伝えるのがならわしです。外宮の御祭神とされる豊受大御神は、衣食住、産業の守り神として祀られています。参拝の前後には「二礼・二拍手・一礼」を忘れずに行ないましょう。




外宮を参拝し終えた二人は、神楽殿へ向かいます。御朱印を頂くのが初めての二人は、事前に御朱印帳を準備。そして神職の方にお願いし、一筆一筆丁寧に書いてもらいます。

御朱印は納経印とも言われ、もともとはお寺で写経を行ない、それを奉納した証として頂けるものでした。現在では一般参拝ができるほとんどの神社仏閣で頂けるほど広まっています。参拝の証としてだけでなく、お寺の御本尊様や神社の神様の分身とされ、ありがたい物でもあります。そのため、御朱印を頂くときにはいくつかのポイントを押さえておきましょう。
- 御朱印を頂くのは参拝後
- 御朱印の寸志は300~500円を納めるところが多いそうです。
※なるべくお釣りが出ないように、参拝前に小銭を用意することを心がけましょう。 - メモ帳やノートではなく、必ず御朱印帳を持参しましょう。
※どうしても用意できなかった場合は半紙で頂けるところもあります。 - 受け取るときにはお礼を言いましょう。

外宮からバスに乗り、内宮に移動した二人。参拝する前に、少し早めのランチを食べることに。おはらい町通りと呼ばれる旧参宮道を散策し、多くの参拝客でにぎわうおかげ横丁の「ふくすけ」で、伊勢名物の伊勢うどんを食べることにしました。

もちもちした太めの麺に出汁の利いた濃褐色のタレを絡めて食べるうどん。伊勢市を中心に食べられている郷土料理です。出汁は鰹節や昆布などを加えたたまり醤油ですが、見た目の割にあっさりと食べられるのが特徴です。
もともとは伊勢神宮の参拝客へ提供するためにうどん屋を開業したのが伊勢うどん屋の始まりと言われており、長旅をして疲労がたまっている参拝客のために、消化に良いやわらかい麺にしたという説もあります。


宇治橋を渡り、正宮に向かい進んでいくと石畳を敷き詰めた御手洗場が現れます。さらさらと流れる五十鈴川の澄んだ水は、身も心も清めてくれそうです。

内宮にある正宮の御祭神は、日本最初の正史「日本書紀」に登場し、太陽に例えられる神・天照大御神。日本最高神であり、皇室の祖先でもあります。「唯一神明造」という建築様式を用いられている正宮は、20年に一度行なわれる式年遷宮ですべてを建て替え、殿内の御装束や神宝を新調し、御神体を新宮へ遷します。

他にも、子安神社や神楽殿、五丈殿など、
多くの建物があります。
神楽殿で内宮の御朱印を頂き、無事に参拝を終えた二人。新緑が芽生える木々のなか、気持ち良くのんびり歩いて帰ります。清らかな川や青々とした緑の木々など、豊かな自然に囲まれて参拝ができることも、伊勢神宮の魅力です。

今回撮影協力してくれたのは…
日本人の「心のふるさと」と言われる伊勢神宮。外宮・内宮の境内には多様な自然環境が育まれ、日本の原風景が残っています。内宮には大正天皇がお手植えされた美しい植松も見ることができます。五十鈴川に掛かる宇治橋は、日常の世界から神聖な世界へ、人と神とを結ぶ架け橋とされ、年間500万人以上の人が渡ります。また、125の宮社からなる伊勢神宮。天照御大神に捧げる米や建物に利用する檜を育てるために、ご料地や宮域林も伊勢神宮の敷地内にあります。そのため、伊勢神宮の敷地面積は約5,500ヘクタールにも及び、伊勢市の面積の4分の1を占めています。
- [伊勢神宮]
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- 所在地
- 三重県伊勢市宇治館町1
- 電話
- 0596-24-1111(代表)


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伊勢神宮内宮門前町の真ん中に位置するおかげ横丁。江戸から明治期にかけて、集団で伊勢神宮へ参拝する「おかげ参り」でにぎわっていた当時の町並みを再現。1993年にオープンして以来、伊勢神宮への参拝者でにぎわっています。伊勢うどんやてこね寿司などの伊勢志摩名物を楽しめる料理店をはじめ、多様なおみやげを揃えたお店、日本神話をテーマにした体験施設、珈琲とケーキにこだわったカフェなど60余りの店が軒を連ねるおかげ横丁。おはらい町と併せて、伊勢神宮を参拝する人にとって必須の立ち寄りスポットです。
- [おかげ横丁]
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- 所在地
- 三重県伊勢市宇治中之切町52
- 電話
- 0596-23-8838(おかげ横丁総合案内)

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※2017年1月の情報をもとに制作しています。
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