600年の平安の時、江戸時代に思いをよせて
安藤広重によって描かれた『東海道五十三次』の由比で描かれているのがこの薩?峠。
ここから望む富士山は、世界遺産登録で話題になっている三保の松原と肩を並べる絶景です。
とても穏やかな様子で、眼下を見守っているような富士山の姿は「女富士」の呼び名がなんとも良く似合います。
江戸時代、きっと多くの旅人たちが、この峠を登り、ふと目をくれた時に広がるこの景色に、暫しの安らぎと感動を覚えたことでしょう。
春の若葉、夏の万緑、秋の紅葉、冬の枯れ山、と富士山、自然の織り成す四季折々のコントラスト。
ここのところ、めっきり体を動かしていないと嘆きの貴方。こんどぷらっと登ってみませんか。