家族でトレッキングにいきました
栂池自然園の入り口はスキー場でお馴染みの栂池高原になります。栂池高原にはたくさんのペンションや旅館があり、シーズンを問わず多くの観光客で賑わっています。栂池自然園には栂池パノラマウェイと呼ばれる2つのゴンドラを乗り継いで麓の栂池高原駅から標高1,829メートルの栂池自然園駅まで登ります。冬季は大きなスキー場になるだけあって、栂池高原駅の周りには駐車場がたくさんあるので、栂池高原駅までのアクセスは車がだんぜんおすすめです。公共交通機関で栂池高原駅まで行く場合はJR大糸線の白馬駅、白馬大池駅、南小谷駅の各駅からバスが出ていますが、発着本数が多いという理由から南小谷駅からのバスに乗車することをお勧めします。南小谷駅付近には安価でありながら、温泉と地元食材をふんだんに使った料理が楽しめる「サンテインおたり」という宿泊施設があるので、自然園を散策する前泊に利用してみては如何でしょうか。さて、前述のとおり栂池自然園には2本のゴンドラに乗りますが、1つ目の6人乗りのゴンドラは「イブ」と名付けられており、冬季のスキーヤーの運送に活躍しています。ちなみに「アダム」と名付けられたゴンドラはお隣の八方尾根スキー場にあります。2つ目のゴンドラは定員71名の大きなロープウェイです。栂池高原駅から約30分で栂池自然園駅に到着致します。ゴンドラから見る北アルプスの眺めは絶景です。料金は2本のゴンドラと入園料がセットで3,700円です。ゴンドラにて自然園駅に到着すると約5キロメートルのトレッキングコースがあります。ガイドでは所要時間約3時間30分とありますが、普段ではめったにお目にかかれない絶景や高山植物をゆっくり見るならば半日は必要だと思います。自然園駅の近くには山小屋が2棟あり、どちらも宿泊と食事が可能です。自然園のお土産もこの山小屋の売店で購入することが出来ます。山小屋の近くには自然園のビジターセンターがあります。ここでは自然園に関わる多くの資料がありますので、トレッキングをスタートする前にビジターセンターで事前の学習をしておくと、楽しさが倍増しますよ。自然園には4つ湿原があります。時間のある人はその全てを歩いてもらいたいと思いますが、時間と体力に自信がない人は自然園駅に近いみずばしょう湿原とわたすげ湿原でも十分に満喫することが出来ます。