静寂と涼しさ
長野県北佐久郡立科町にある自然園。
標高1800mを超える位置にあり、夏場も、日陰にいると涼しく感じられる標高でもある。私が行った10月は、正直肌寒さを感じる程の気温でした。
こちらの自然園への行き方は、大きく分けて2通り存在します。
一つは、女神湖の近くにある「白樺高原国際スキー場」のリフトを使って行く方法。もう一つは、自動車で山道を走りながら行く方法である。
リフトで行く方法は、スキー場に車を駐車し、別途リフト料金1,000円(中学生以上、往復料金+自然園の入場料込)を払って、眼下に見える蓼科牧場の牛たちを眺めながらのんびり行く方法となり、どちらかと言えば、お子様連れとか、景色を楽しみたい人にはおすすめのルートとなります。
自動車で行く方法としては、スキー場の駐車場に車をとめる事なく、そのまま山道を登っていきます。山道と書くと、険しく運転に自信が無い人は不安に思うかもしれませんが、片側1車線の道路となる為、安心して向かう事ができます。自然園の入口ゲート前に、約100台程度駐車できるスペースもあり、駐車できなくなる心配もありません。ただ、森の中を登って行く道路となりますので、景色を楽しみたければ、リフトの方が良いかと思いますが、車は駐車料金含めて無料です。ただし、自然園の入園券は、別途300円必要です。
自然園は、基本散策コースが整備されており、足場の悪い所は一切ありません。木製の通路が全てつながっており、全てを見て回っても、約1時間程度の時間で見ることができます。園内には、自然の形で高山植物があり、野鳥も豊富との事ですが、知識の無い私では、何一つ分かりませんでした。興味のある方は、1時間以上ゆっくりと散策できると思います。
御泉水自然園は、実はこちらだけではありません。蓼仙の滝を見に行くルートもあります。同一入園券で行く事ができるのですが、こちらは軽登山となりますので、それ相応に準備が必要との事です。私は、軽装で行きましたので、滝へ行くルートはあきらめましたが、ご興味のある方や、トレッキング好きな人には良いかと思います。
こちらの自然園は、4月下旬から10月末までの営業となりますので、行かれる際はご注意下さい。