

甲府市内を横断する国道140号線から県道219号線に移るとそのまま一本道の山道を登って行きます。道はところどころ急カーブもありますがそれでも登りやすくて、ドライブには絶好の道路です。道は琴川沿いで、そのまま登っていくと左手にダムが見えてきます。琴平ダムです。通称乙女湖とも呼ばれています。 緑に囲まれた自然に恵まれた湖の色は青と緑の中間色のようなきれいな色で、深呼吸をしたくなるような環境にあります。 湖岸には広場もあります。といってもこれと言って何の施設もなく、本当に公園と言った感じで、それがまたいいと思います。自然のままの景観を崩しおらず、人工物がないので心が落ち着きます。その上ここにはゴミ箱もありません。少なくとも私が見た限りではありませんでした。取っていいのは写真だけ、持ち帰っていいのは思い出とゴミと言ったところでしょうか。 手作りのお弁当を持って小さな子供と家族連れで自然に触れて自然について感がるには本当にいい場所です。 ダム自体は人工物です。しかしそれは自然と人との中間地点の役割のようなものではないでしょうか。このダムは発電用ではないので多目的ダムとしては国内で最も標高が高いとも言われています。ダムの湖面を眺めながらそんなことを話し合うのも良い社会勉強になるでしょう。