雪の結晶
この前のまとまった休みに近場でドライブがてら片山津まで行きました。メインは足湯とご当地の温泉手ぬぐいを買いに行ったのですが、その際に近くで面白い施設を発見したので行ってきました。
中谷宇吉郎(なかやうきちろう)雪の科学館という施設ですが、片山津ゆかりの人物で??雪を作ることに世界で初めて成功させ、気象条件と結晶が形成される過程の関係を解明した低温科学の第一人者です。
もちろんこの施設は雪にかかわることが多く学べる体験型の施設になっています。
駐車場は施設入ってすぐにありかなり広い駐車場です。手前には公園があって、その奥エントランスは小高い丘の2階部分から入る形です。
入場料は大人が560円ですが、子供は無料なのでこういった施設の中ではかなり優良だと思います。
エントランス入ってすぐに階段があってその後ろは映像ホールになっています。ちょうど行ったときに映画が上映されていて中谷宇吉郎さんの生涯と功績について紹介する映画でした。25分くらいのドキュメンタリーで雪の結晶ができるまでの貴重な映像が見ることができます。上映後はエントランスに戻って中央階段から下に降りると常設展示室になります。
ここにはいくつかの実験器具が置いてあり、特にダイヤモンドダストと加冷却水の実験が見ものです。実際に雪の結晶ができるまでの写真や様々な雪の結晶の画像も見ることができます。色々な形があるのですが、全ての結晶が対称になっており、自然現象のはずなのにここまで均一でかつきれいな模様になるのが改めて不思議だなと感じました。
後、雪の結晶を折り紙でおるコーナーがあるのですが、自分で折った折り紙を空気の出ているところに置くと回りながら空中に浮遊するというとても不思議な装置もあります。
ついつい子供そっちのけで折り紙に集中してしまいました。
中庭の奥は喫茶店になっており、そこからは片山津の柴山潟が一望できます。天気がいい遠くには白山連峰が見えるのでおススメです。