勝浦海中展望塔
千葉県勝浦市の勝浦海中公園内にある勝浦海中展望塔です。
JR外房線の鵜原駅が最寄駅になりますが徒歩で15分くらい掛かるので車で行くことをお薦めします。勝浦海中公園の広い立体駐車場が直ぐ近くにありますので、車で訪れても大丈夫です。
海中展望塔とは、勝浦海中公園の沖合い約60?に自立する展望塔で、内部の螺旋階段を使って水深約8?にある海中展望室へ降りることができます。海中展望室の周囲には観察窓があり海底付近の魚の様子を観察できます。観察窓は高低2種類の高さがあって、大人の目線でも子供の目線でも観察できるようになっています。観察できる魚も写真やイラストで掲示されていて、小さなお子さんと訪れても楽しめるように工夫されています。
また、階段は、登り用と降り用が別々の2重螺旋構造になっていて、途中に休憩用のベンチも設置されているので、100段近くある帰りの階段も自分のペースで登ることができます。
海中展望室での魚の観察は水族館のそれとは違い、その日の天候や潮流の影響を受けやすく、特に海の透明度が悪くなることがあるそうです。
また、展望塔までは入口からトンネルを通り、高さのある桟橋を200?位歩くので、遊びに行くなら、なるべく晴れた風の少ない日がお薦めです。
入口から展望塔までは、段差が無いので、ベビーカーで行くこともできますが、内部の昇降は螺旋階段になりますので小さなお子様を連れて行くには「ひとり歩き」ができるようになってからの方が安心できます。
家族で訪れた時は、風が少し強くて海中の透明度が良くなりませんでしたが、子供たちは「海を見て喜び」、桟橋で「船が見えたと喜び」、展望塔では「泳いでいる魚を見ては喜び」「階段を昇って喜び」と、とても楽しんでいました。
海中展望塔までの歩く距離の長さや桟橋の高さ、展望塔での階段の登り降りなど、行く前は少し心配していましたが、杞憂に終りました。
小さなお子様と一緒に行くと、探検気分が楽しめてお薦めです。