日本有数のサッカースタジアム
日立柏サッカー場は、Jリーグ柏レイソルのホームスタジアムで、日本では珍しい自治体所有のスタジアムではなく、クラブが所有するスタジアムとなっています。
スタジアムはかなりコンパクトで収容人数もJリーグのスタジアムの中ではかなり少ない方ですが、サッカー好きの人からは非常に評価が高いスタジアムです。
その理由としては、日本のスタジアムの中では、最もピッチからスタンドまでの距離が短い事にあり、目線もほぼ選手と同じとなることにあります。
サイドスタンドに座るとシュート練習中にボールがバンバン飛んでくるくらいで、ゴールキーパーにも声をかけられる程の近さです。
スタンドの前列の方で観戦していると、選手と選手がぶつかる音が聞こえてきて、あまりの迫力に驚きました。
2012年には拡張工事が行なわれて、西側スタンドが増築されました。増築部分のスタンドは「柏熱地帯(はくねつちたい)」と呼ばれていて、既存のゴール裏スタンドと合わせて、柏レイソルサポーターが陣取っており、スタンドは真黄色に染められて、様々なフラッグが振られ、熱狂的な応援が繰り広げられます。
浦和レッズのような圧倒的な人数と声量もかなり迫力がありますが、日立柏サッカー場のような非常にコンパクトでピッチとの距離が近いスタジアムでの柏レイソルサポーターの応援も非常に迫力が有り、Jリーグの名物ともいえます。
このように日本でも有数のサッカー専用スタジアムという事もあり、Jリーグサポーターが選ぶアウェーに観戦に行きたいスタジアム、というアンケートでも毎回上位にくるので、アウェー観戦のチケットが取りにくくなりやすいです。観戦に行きたい、という方は予め大分前からスケジュールを確認し、チケットを確保する事をおすすめします。
アクセスについては、東武野田線の柏駅か、東武野田線の新柏駅から徒歩で20分程かかるところにあります。多少歩きますが、バスも出ているので、どちらでも行くことができます。車で行く方は周辺のコインパーキングがありますが、満車となる可能性が高いので、駐車場の予約は必須です。