なつかしい日和山公園
子供の頃よく遊んだ場所ですが、数十年振りに行きました。
昔は学校のグランドのような空地もありましたが、今はすっかりと観光地として散策路や展望台、駐車場が整備されていました。
車で行く場合は、酒田市の一番西側にある小高い丘を目指し、日和山公園の案内に沿って行けば多分大丈夫です。駐車場は一番高い所に1か所と海側の低い所に2か所あります。
園内には、京都との往来に使用した千石船を再現した模型や、木造では日本最古の灯台があります。また港を眺められる展望台もあり、飛島丸の発着場や海鮮市場という有名な食堂が見下ろせます。木造の灯台は子供の頃からあって懐かしく思いましたが、自分が成長したせいか、思っていたよりも小さく見えました。
春は、400本のソメイヨシノが咲いて桜まつりが開催されています。
5月19日から21日までは、酒田まつりで出店や見世物小屋が出店します。
周辺には、即身仏が祀られている、海向寺というお寺もあります。ここ庄内地方では数か所で即身仏を拝観出来ますが、ひとつのお寺に二体祀られているのはここだけだそうです。拝観料は500円で毎週火曜日が定休日です。
酒田市といえば、NHKのおしんというドラマで有名になりましたが、もうひとつ有名な映画があります。おくりびと、という映画でロケ地が日和山公園のすぐ近くにあります。本木雅弘さんが就職したNKエージェントという会社の建物が建っています。昔は海風にさらされて古い汚い建物でしたが、改修工事が行われて見違えるほどきれいな建物に生まれ変わりました。もともと昔から割烹料理の店として営業していたそうですが、マンションが建って景観が変わってしまい廃業したそうです。今は、手ごろな価格でランチを食べることが出来るレストランとして営業しているそうなので今度行ってみたいです。
日和山公園と言えば、酒田市民だけが知る小さい公園でしたが、テレビや映画の影響で立派な観光地となりましたが、まだまだ昔の面影を残した素敵な場所が沢山あります。