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知床(北海道)

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2005年(平成17年)、ユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録された知床(しれとこ)とは、どのような場所なのでしょうか。ここで詳しくご紹介致します。

知床とは

知床の歴史

知床の代表的な観光スポット

知床の流氷

知床の動物

知床とは

北海道の北東部、オホーツク海に伸びるようにある知床半島と、その周辺海域が世界自然遺産に登録されました。

この地域は、流氷が観測できたり、陸・川・海で生きる野生生物が織り交ざった食物連鎖が行なわれていたりと、原生的で貴重な自然環境が残されています。

また、世界的にも希少な生物が生息しているため、世界遺産の対象地域として評価されました。

知床世界遺産センター 公式サイト
http://shiretoko-whc.jp/whc/

知床の歴史

知床は北海道の北東部に位置し、気候が厳しく、地形も急峻であるために人が入りづらかったことと、その後の自然環境保全活動の取り組みが実を結び、豊かな自然を残すことに繋がりました。

さらに以前には、縄文時代に人々が住んでいた遺跡が残されており、この地域には独自の「オホーツク文化」が形成されていたと考えられており、考古学の観点でも重要な拠点として見られています。なお、江戸時代には硫黄の採掘が行なわれていたと記録されています。

歌舞伎パンダ

「知床」の名の由来は、アイヌ語の「シリエトク」だとされています。これは「大地の突端」という意味です。

知床の代表的な観光スポット

知床を訪れるならばぜひ知っておきたい観光スポットについてご紹介致します。いずれも魅力あふれる景勝地であり、カメラを持ってこれらを巡るようなルートを検討してみるのも、知床観光の醍醐味と言えるでしょう。

なお、これらはあくまで代表的な箇所であり、これら以外にも知床を実感できる場所を探してみてはいかがでしょうか。

プユニ岬

プユニ岬
プユニ岬

ウトロから知床自然センターへ向かう途中の上り坂にある「プユニ岬」は、絶景と夕陽の名所として知られています。

「プユニ」とは、アイヌ語で「穴のある場所」のことだと伝えられています。

流氷を観測したい場合には、ここが絶好のポイントになります。オホーツク海で観測できる流氷のうち、早くから観測できるのがプユニ岬だとされています。

フレペの滝

オホーツク海に流れ落ちる滝のひとつが「フレペの滝」です。

知床連山を水源としており、水が落下することでしぶきが上がる滝の姿とは異なり、断崖から滲み出た水が落差100mの斜面を流れ落ちる形状になっているのが特徴です。その水が滲み出ている様子から「乙女の涙」という愛称が付けられています。

フレペの滝
フレペの滝

知床自然センターを基点とした遊歩道には、このフレペの滝が含まれたコースが設定されており、特に人気が高い散策路として知られています。

知床五湖

知床五湖
知床五湖

斜里町にある湖の総称で、名前の通り5つの湖で構成されています。湖にはそれぞれ「一湖」から「五湖」まで数字が当てはめられています。

知床の観光地の中でも特に名勝地として知られており、展望台や遊歩道などが完備。周辺には雄大な羅臼岳(らうすだけ)や原生林などを望むことができます。夏期にはシャトルバスが運行します。

カムイワッカの滝

「カムイワッカの滝」と呼ばれる滝はふたつあります。ひとつは、カムイワッカ川の下流、オホーツク海に直接流れ落ちる「カムイワッカの滝」で、落差30mの滝ですが、陸路で近づくことはできず、遊覧船などで海上から眺めることができます。

もうひとつは、「カムイワッカの湯の滝」と呼ばれています。先に紹介した「カムイワッカの滝」よりも約1km上流にあり、活火山である硫黄山を源流とするため湯の状態で滝が流れ落ちています。

カムイワッカの滝
カムイワッカの滝

上部からの落石のため、かつてのように上流部にまで立ち入れませんが、通称「1の滝」まで入り、湯が流れる状況を体感することができます。

知床岬

知床岬
知床岬

知床半島の先端にある岬です。オホーツク側のウトロ、太平洋側の羅臼からそれぞれ観光船が出ており、途中で、希少な海鳥やシャチなどの鯨類を見ることができます。

なお、岬の周辺は「知床国立公園」の特別保護地区として厳重に保護されており、一般の観光客が安易に足を踏み入れることはできません。

徒歩で訪れる際には、ある程度の体力や技術のある人が、様々なルールを守った上で相当の準備をして、ルサフィールドハウスで事前レクチャーを受けることになっています。

知床連山

知床半島の稜線を構成する高い山の総称が「知床連山」です。知床岳、サシルイ岳、羅臼岳、知床硫黄山、知西別岳(ちにしべつだけ)、遠音別岳(おんねべつだけ)などで構成されています。

最も標高が高い羅臼岳(標高1,661m)を筆頭に、いずれも1,000mを超える標高があり、知床の雄大な景観に大きな存在感を示しています。特に羅臼岳は「知床富士」とも呼ばれ、富士山に似た美しさを持つことでも知られています。

知床連山
知床連山

羅臼湖

羅臼湖
羅臼湖

路線バスなどで遊歩道の入り口で降り、片道約3kmの遊歩道を約1時間30分かけて訪れることができる湖です。

知床国立公園で最大の湖沼であり、高層湿原と高山植物とを同時に楽しむことができます。

ただし、羅臼湖に至る歩道は高山の湿原地帯にあり、その自然を楽しむためには登山と同程度の体力が求められ、植生保護のために長靴が必要となります。

知床の流氷

「流氷」とは、水面を漂流する氷のことで、寒い地域でしか見ることができない自然現象です。

海に限らず川でも観測することができますが、知床ではオホーツク海の流氷観測が見どころのひとつになっています。

流氷自体は、世界の寒冷地で見ることができますが、そのうち知床は、流氷が観測できる北半球で最南の地となっています。

冬の知床の代表的な観光資源である流氷は、安定した温度と十分な光を植物プランクトンにもたらし、動物プランクトン、魚類、海鳥類、鯨類などの哺乳類への食物連鎖にも繋がっています。

世界自然遺産登録の際に評価された知床の豊かな海洋生態系は、流氷によってもたらされていると言っても過言ではありません。

知床の動物

知床には、多くの野生生物が生息しており、しばしば人間の活動との軋轢(あつれき)が生じています。代表的なものはヒグマとの軋轢です。

ヒグマは、本州に住むツキノワグマよりも格段に大きく、大きなオスでは400kgを超えることもあります。基本的には、雑食性ですがシカなども捕食しています。

また、知床のヒグマにとって、秋に産卵のために遡上するサケも重要な食料です。普段は人目を避けてひっそりと暮らしていますが、ときには人身事故に至る例もあり、山中では遭遇しないように注意することが重要です。

知床にある施設などではクマ避けのスプレーなどを貸し出している場合もありますが、そうした準備の必要性を事前に理解しておかなければいけません。

なお、ヒグマ以外でこの地域に生息している動物は、エゾシカ、キタキツネ、オオワシ、オジロワシ、シマフクロウなど、海ではトド、マッコウクジラ、ゴマフアザラシ、シャチなどです。近年ではこうした動物を観察するツアーが人気を集めています。