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観光情報

日本の観光施設を巡る
「百舌鳥・古市古墳群(大阪府)」



日本史においてだけでなく、人類の歴史や社会を考える上でも高い意義を持つ「古墳」の代表例として、2010年に世界遺産暫定リスト(文化遺産)入りした「百舌鳥・古市古墳群(もず・ふるいちこふんぐん)」。その魅力と観光のおススメポイントを紹介しましょう。

古代国家形成期の"巨大記念工作物"

古代国家形成期の

大阪府の南部にある「百舌鳥・古市古墳群(もず・ふるいちこふんぐん)」は、堺市の「百舌鳥」と羽曳野市・藤井寺市の「古市」の2つのエリアに分かれながらも、一体性・連続性を持った巨大古墳群です。この両エリアで、4世紀後半から6世紀前半にかけて200基を超える古墳が築造されたと言われ、現在でも89基が残っています。

日本では、3世紀後半から約400年間、土を高く盛り上げた墳丘を持つお墓が盛んにつくられました。これらを「古墳」といい、古墳は、当時の階層の高い人によってつくられたものですが、特に「百舌鳥・古市古墳群」は、エジプトの「王家の谷」やピラミッドと同じく、王を頂点とする親族や従者たちの墳墓、すなわち「古代日本の王家(のちの天皇家)の墓群」として形成されたと考えられています。

最大の古墳は、百舌鳥古墳群にある、歴史の教科書でもお馴染みの「仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)」。墳丘長は486mもあり、国内第1位です。続いて、「仁徳(おうじん)天皇陵古墳」(墳丘長425m・2位)、「履中(りちゅう)天皇陵古墳」(同365m・3位)、「ニサンザイ古墳」(墳丘長290m・8位)、「仲姫(なかつひめ)皇后陵古墳」(同290m・8位)、「仲哀(ちゅうあい)天皇陵古墳(墳丘長242m)」などとなっており、こうした墳丘長が200mを超える古墳は全国に40基近くありますが、うち11基は百舌鳥・古市古墳群に存在し、これほど巨大前方後円墳が集中している地域は国内でも他に例がありません。

古代日本の王家の墓群である「百舌鳥・古市古墳群」の特徴

「百舌鳥・古市古墳群」は、上から見ると鍵穴の形をした「前方後円墳」の他、円形の「円墳」や四角形の「方墳」などバラエティーに富んでいますが、大きく次の3つの特徴があります。

  1. 巨大な墳丘が多い
  2. 複数の「濠(ほり)」がある
  3. 「陪塚(ばいちょう)」と呼ばれる中小の古墳を伴っている

これらの特徴は、古墳築造の最盛期の姿をはっきりと表すものです。

また、古墳の性質に思いを馳せる上でも面白いのが、その立地です。「百舌鳥エリア」では大阪湾を望む台地上に、「古市エリア」では丘陵や台地上に立地しているのですが、これは古墳の巨大さを引き立てる場所を選んだのではないかと考えられており、訪れた際に、意識して見ると、なるほどと、うなずけるのではないでしょうか。

CG動画で巨大古墳の魅力に触れる

「百舌鳥・古市古墳群」は、特に興味深い巨大古墳は、古代天皇家の墓ではないかと考えられているため、中に入って見学することができず、また巨大ゆえに全体像を眺めることは少々困難です。そこで、関係自治体では現在、その"見えにくさ""わかりにくさ"を逆手にとり、現実に目に見える風景に頼らない新しい魅せ方を工夫して提供することに力を注いでいます。例えば、堺市の公式ホームページでは、空から古墳群を見たCG動画をさらにパワーアップし、「現実以上に臨場感のあるフィクション」を活用した価値伝達の仕組みが検討されています。「百舌鳥・古市古墳群」を訪れる前に、まずそういったCG動画で全体像をつかみ、現地を訪れるのがおススメです。

ウォーキングマップを活用し、巨大古墳の魅力に触れる

「百舌鳥・古市古墳群」にある古墳の巨大さを実感するには、やはりその周囲を歩くのがおススメ。「百舌鳥・古市古墳群」の公式ホームページに掲載されている百舌鳥古墳群、古市古墳群それぞれのウォーキングマップは非常に充実しており(現地の関連施設で入手可能)、このウォーキングマップを観光の友に古墳群を巡ると、見どころを見逃さず楽しむことができます。