ご希望の観光名所/旅行/温泉/レジャー情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

旅探
観光名所/旅行/温泉/レジャー
トップページへ戻る
トップページへ戻る

観光情報

日本の観光施設を巡る
「小笠原諸島(東京都)」


小笠原諸島(東京都)

小笠原諸島は、東京都小笠原村に属し、東京湾から南へおよそ1,000km離れた太平洋上に、南北400kmにわたって散在する大小30余りの島々からなります。一般住民が住んでいるのは父島(約2,000人)と母島(約450人)のみ。これに硫黄島、沖ノ鳥島を含めた4島を除き、大半が国立公園に指定されています。

この小笠原諸島の最大の特徴は、海洋プレートの沈み込みにより、約4800万年前から数百万年にわたって形成された海洋島であり、一度も大陸と地続きになったことがないこと。そのため、島にたどり着いた生物は環境に合わせ独自の進化を遂げ、小笠原諸島にしかいない数多くの固有種や、世界的に重要とされる絶滅のおそれのある195種の生息・生育地となっており、稀少な生態系を形成しています。

19世紀まで無人島だったことが幸いし保たれてきた稀少な生態系ですが、人間が持ち込んだ猫や山羊、グリーンアノール(トカゲ)などの生物により、絶滅の危機に追い込まれている固有種もいます。同じく大陸と陸続きになった歴史を持たず、特異な生態系を持つことで知られるエクアドルの「ガラパゴス諸島」(1978年、世界で最初に世界遺産登録されたひとつ)とともに、「進化の実験場」と呼ばれる希有な自然を次代へ残していけるよう、小笠原諸島が世界遺産に登録された価値を忘れず、旅を楽しむことが大事です。

自然遺産
2011年登録
具体的な物件
聟島列島、父島列島、母島列島、火山(硫黄)列島のうち北硫黄島、南硫黄島、西之島です。父島、母島では、集落を除いた区域と一部周辺の海域
該当する世界遺産の登録基準
(ⅸ)

海洋島がつくった「進化の実験場」

海洋島がつくった「進化の実験場」

小笠原諸島の生態系が面白いのは、単に固有種や希少種がいるということだけでなく、"今まさに進行している" 進化の過程が見られるところ。つまり、小笠原諸島は、種が分化する過程を良好に保存している「進化の実験場」でもあるわけです。

例えば、小笠原諸島では、草から木へと変化する木本化(もくほんか)の過程が見られます。木のように巨大に成長していこうとしているシダは、まさに不思議の世界に迷い込んだかのようで、現実の世界の植物とは思えません。また、雌雄株に分かれる性の分化なども見られ、木本植物の64%は固有種とされています。またカミキリムシやゾウムシなどの昆虫は生息する28%が固有種です。鳥類ではメグロなど、哺乳類ではオガサワラオオコウモリ、さらには魚類にも固有種が確認されています。そうそう、小笠原諸島では、コウモリが太陽の光の中を飛んでいます。敵が少ないため昼間飛ぶようになったのです。

ある意味、小笠原諸島では、見るもの見るものが、今まで見たこともない生き物か、今まさに進化の過程の真っ最中にいる生き物であることが珍しくないのです。考えてみれば、こんなに面白い体験はめったにできません。その中でも特に、小笠原諸島ならではの、ある生き物に注目しましょう。

≪コレ、知っておこう!≫小笠原諸島は"カタツムリの楽園"

小笠原諸島の固有種の中でも、「カタツムリ類など、陸域を主な生活空間にする「陸産貝類」である、ひとつの種から生息する環境に合わせて多様な種に分かれる「適応放散(てきおうほうさん)」が見られます。現在、小笠原諸島で確認されている陸産貝類106種のうち100種が固有種で、固有種の割合は何と94%。まさに小笠原諸島は"カタツムリの楽園"です。

ガイドツアーで、小笠原の森も海も満喫しよう

小笠原諸島の島々は小さくても、青のグラデーションが眩しい海や生命の息吹溢れる森、そして吸いこまれそうな満天の星空など、そのフィールドで満喫できることはたくさんあります。日常生活を忘れ、ゆったりとした島時間に身をまかせくつろぐのも一興ですが、おススメは、やはり小笠原諸島にしかない固有の大自然を満喫する旅。森や山を歩くツアーやホエールウォッチングなどの海のツアー、農園体験、ナイトツアー、スターウォッチングなど、陸・海・空の風景を楽しみながら、小笠原諸島固有の生き物たちと触れ合えるガイドツアーが多数、用意されています。