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観光情報

日本の観光施設を巡る「紀伊山地の霊場と
参詣道(三重県・奈良県・和歌山県)」


紀伊山地の霊場と参詣道(三重県・奈良県・和歌山県)

紀伊山地は、太平洋に突き出た紀伊半島に位置し、奈良・三重・和歌山の3県にまたがる山岳地帯です。1,000m~2,000m級の山々が連なり、うっそうとした森林に覆われたこの地は、古代から自然信仰の精神を育んできた地で、6世紀に仏教が伝来して以降は真言密教をはじめとする過酷な山岳修行の場となりました。

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は、修験道の拠点「吉野・大峯(おおみね)」、熊野信仰の中心「熊野三山」、真言密教の根本道場「高野山(こうやさん)」の3つの山岳霊場と、そこに至る参詣道からなり、総面積約495ha、道の総延長は約308kmにも及びます。起源や信仰を異にする3つの「山岳霊場」と「参詣道」が、紀伊山地の自然のもと相互に関連して発展を遂げ、自然と人間の信仰心が一体となった文化的景観を織りなしているところが、世界でも類を見ない特徴のひとつです。また、「祈りの道」が世界遺産に登録されたのは、スペインとフランスを結ぶ「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼道」に次いで2例目。1000年に渡って参詣者の思いを見つめてきた古道を歩いてみてはいかがでしょう。

文化遺産
2004年登録
具体的な物件
【吉野・大峯】吉野山吉野水分神社、金峯神社、金峯山寺吉水神社大峰山寺【熊野三山】熊野本宮大社熊野速玉大社熊野那智大社青岸渡寺那智大滝、那智原始林、補陀洛山寺【高野山】丹生都比売神社金剛峯寺慈尊院丹生官省符神社【参詣道】大峰奥駈道(玉置神社を含む)、熊野参詣道中辺路(熊野川を含む)、熊野参詣道小辺路、熊野参詣道大辺路、熊野参詣道伊勢路(七里御浜花の窟を含む)、高野山町石道
該当する世界遺産の登録基準
(ⅱ)(ⅲ)(ⅳ)(ⅵ)

日本屈指のパワースポット「熊野三山」

日本屈指のパワースポット「熊野三山」

日本屈指のパワースポットとして知られるのが、「熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ」・「熊野速玉神社(くまのはやたまたいしゃ)」・「熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)」からなる神仏習合の熊野三山です。俗にいう「熊野詣」が盛んに行なわれるようになったのは、平安中期~鎌倉時代にかけて。907年の宇多(うだ)法皇の参拝をきっかけに始まった法王・上皇が熊野御幸によって、全国的にその名が知られるようになったからです。そして江戸時代には「蟻(あり)の熊野詣」と謳われるほど全国各地から人々が参拝するほどの賑わいを見せるようになっていきました。

総称して「熊野古道」で知られる熊野三山に向かう参詣道は5つ。紀伊田辺から東へ山中を分け入り三山を結ぶ「中辺路(なかへち)」、紀伊半島の海岸線を辿って進む「大辺路」、標高1,000m以上の峠を3つ越える「小辺路」、伊勢参りの後熊野へ向かう巡礼路として庶民に親しまれた「伊勢路」、そして最も険しい「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」です。険しい道ではありますが、それゆえに絶景ポイントがそれぞれあり、所要時間も2時間半~6時間と多彩。自分に合ったものを選び、巡礼気分を味わいましょう。

なぜ人々は、こぞって「熊野」を目指したのか?

≪コレ、知っておこう!≫なぜ人々は、こぞって「熊野」を目指したのか?

今と違い、まず熊野古道の入口にたどり着くまでが大変な時代に、その先にさらに険しい道が待っていたにも関わらず、なぜ、人々は熊野を目指したのでしょうか?

その答えは大きく3つあります。ひとつは、熊野信仰の核を成すのが「転生」であること。岩田川(現和歌山県富田川)を渡ることで一度死に、生前の行ないによって9つの往生のありさまを現した「九品(くぼん)の鳥居」をくぐることで浄土に生まれ変わります。さらに本宮の入口「発心門(ほっしんもん)」をくぐって金剛杖を頂いて詣でることで、やっと成仏できるというわけです。つまり、熊野詣とは、生きながらにして極楽浄土へ旅することと同義なのです。2つ目に、熊野は男女貴賤などの隔てなく受け入れたこと。そしてもうひとつが、"険しい道であるからこそ"です。苦行とも言える道のりを歩き、それを乗り越えて本宮にたどり着いた達成感は何物にも代えがたく、またその道すがら見た、四季の変化に富んだ熊野の自然は実に美しく、輝くものに見えたことでしょう。それこそまさに極楽浄土への旅。熊野古道は、足腰に自信があれば、ぜひとも歩いてほしい世界遺産です。

1200年前、高野山を開いた弘法大師空海が入定した「奥の院」

1200年前、高野山を開いた弘法大師空海が入定した「奥の院」

もう少し、気軽にこの世界遺産を楽しみたいという人におススメなのが、高野山です。南海鉄道高野線の極楽橋駅よりケーブルを利用すれば、高野山までは楽に行けます。中でも、高野山の2大聖地のひとつであり、弘法大師が入定した場所である「奥の院」へはぜひ。奥の院への道のりは、林が深まるにつれ、全部で20万基とも30万基とも言われる五輪塔がだんだんとその数を増し、まるで異空間への扉が開かれていくかのよう。また、高野山には数多く宿坊があり、滞在して、霊場観光とともに写経体験や精進料理を味わうのもおススメです。