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中国エリアの旅行/ホームメイト

「中国エリア」は、日本海と瀬戸内海に面した豊かな自然と長い歴史を持つ地域です。古くから栄えた文化と、美しい海岸線や山々の景観が融合し、独特の魅力を生み出しています。世界遺産に登録された「厳島神社」(いつくしまじんじゃ:広島県廿日市市[はつかいちし])や「原爆ドーム」(広島県広島市)、日本三名園のひとつである「岡山後楽園」(岡山県岡山市)、日本最大の砂丘など、見どころも豊富です。「中国エリアの旅行」では、広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県の主要な観光スポットを紹介しています。中国エリアへの旅行を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

広島県

厳島神社

厳島神社

広島県廿日市市に位置する厳島神社は、宮城県の「松島」、京都府の「天橋立」(あまのはしだて)と並んで日本三景と称される「宮島」にある神社です。1168年(仁安3年)に「平清盛」(たいらのきよもり)によって造営され、1996年(平成8年)には、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。

海上に建つ朱塗りの大鳥居は、厳島神社の象徴的存在。満潮時には海に浮かんでいるような美しい光景が広がります。神社の本殿や回廊も海上に建てられており、潮の満ち引きによって様々な表情を見せるのも特徴のひとつ。

夜間にはライトアップが行われ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を味わえるのも魅力です。なお、宮島へはJR「宮島口駅」からフェリーを使って10分ほどでアクセス可能。周辺には、豊かな自然や歴史ある街並みが残され、「みやじマリン」の愛称で親しまれている「宮島水族館」では、瀬戸内海の生き物を見ることができます。

原爆ドーム

原爆ドーム

「平和記念公園」内にある原爆ドームは、1945年(昭和20年)8月6日に投下された原子爆弾の悲惨さを今に伝える被爆建造物です。1996年(平成8年)には、ユネスコ世界文化遺産に登録され、国内外から多くの観光客が訪れています。

原爆ドームは、もともと「広島県物産陳列館」として1915年(大正4年)に建てられた建物です。原爆投下時、建物のほぼ真上で爆発が起こりましたが、鉄骨のドーム部分と一部の壁面が崩壊を免れました。「第二次世界大戦」後、平和の象徴として保存が決定され、今日も当時の姿が維持されています。毎年8月6日には平和記念公園で平和記念式典を挙行。原爆死没者の霊を慰め、世界平和の実現を祈念しています。

原爆ドームとともに訪れたいのが、隣接する「広島平和記念資料館」です。館内では、原爆の被害や核兵器の脅威、平和の尊さについて学ぶことができます。

岡山県

倉敷美観地区

倉敷美観地区

倉敷美観地区」は、岡山県倉敷市に位置する歴史的な町並みが保存された地区。江戸時代には江戸幕府の直轄地として栄え、白壁の町家や蔵が立ち並び、独特の景観を形成しています。なお、アクセスはJR「倉敷駅」から徒歩で15分ほどです。

美観地区内には、「大原美術館」や「倉敷民藝館」などの文化施設も充実。大原美術館は、「エル・グレコ」や「モネ」などの世界的な名画を鑑賞することができます。

また、倉敷川沿いの柳並木も見どころ。夜になると街灯が灯され、幻想的な雰囲気に包まれます。沿道にはレトロモダンなレストランや土産物店が建ち並んでいるため、食事やショッピングを楽しむことも可能。倉敷はデニムの名産地としても知られ、デニムを使った雑貨や洋服などが数多く販売されています。その他、地元の特産品である「倉敷帆布」を使用した商品や、伝統工芸品なども人気。さらに、おしゃれなホテルも美観地区内にあるので、宿泊するのもおすすめです。

岡山後楽園

岡山後楽園

岡山後楽園は、岡山県岡山市に位置する日本三名園のひとつ。1700年(元禄13年)に岡山藩(現在の岡山県岡山市)2代藩主「池田綱政」(いけだつなまさ)によって築造された江戸時代を代表する大名庭園です。

「池泉回遊式庭園」(ちせんかいゆうしきていえん:池を中心とした庭園)になっており、築山(人工的に作られた山)や茶室、梅林など、様々な要素が巧みに配置されています。特に、園内の中央部に位置する「沢の池」は、「岡山城」(岡山県岡山市)を借景(しゃっけい:遠くにある景色を庭の一部として配置すること)として取り入れた見事な眺め。また、四季折々の景色も岡山後楽園の魅力です。

春には桜やツツジ、初夏にはハナショウブやハス、夏はサルスベリなどが園内を彩ります。さらに秋になるとイチョウやカエデが色づき、紅葉も見どころのひとつです。

岡山後楽園はアクセスも良好。JR「岡山駅」からは路面電車やバスを使って10分ほどで行くことができるので、岡山城にも併せて立ち寄ってみましょう。黒い外観が特徴的な天守閣からは、岡山市街を一望できます。また、徒歩圏内には「岡山県立美術館」や「岡山県立博物館」もあるため、芸術や歴史に触れてみるのもおすすめです。

鳥取県

鳥取砂丘

鳥取砂丘

鳥取砂丘」は、山陰海岸国立公園の西端に位置し、東西16km、南北2kmにわたって広がる日本最大の砂丘です。別名「砂のさざ波」と言われる幻想的な「風紋」、まるで噴火口のような趣のある「すりばち」(凹部)など、ここでしか見られない風景が広がります。また、砂粒が砂丘の急斜面を滑り落ち、その形が遠くから見ると「すだれ」のようであることから名付けられた「砂簾」(されん)も砂丘独特の光景のひとつです。

鳥取砂丘から見る景観としてとりわけ素晴らしいのが、日本海に沈む夕日と、砂丘の頂上から見る漁火(いさりび)。漁火とは、夜間、魚を集めるために漁船でたくかがり火のことで、夏を中心に日本海には多くのイカ釣り船が出漁し、夜には船上でサーチライトが点灯します。陸地から見ると、海の蛍のように見えてとても幻想的です。

また、パラグライダーなどのアウトドアスポーツを楽しんだり、ラクダに乗って砂丘めぐりに繰り出したり、遊覧馬車でのミニガイドツアーも人気があります。

浦富海岸

鳥取砂丘

「浦富海岸」(うらどめかいがん)は、鳥取県岩美町に位置し、山陰海岸国立公園の一部を成す美しい海岸線です。国の名勝に指定されており、「日本の白砂青松百選」、「日本の渚百選」などにも選ばれています。

浦富海岸は、約15㎞にわたって続く断崖絶壁と奇岩の景観で有名なスポット。波の浸食によって形成された洞窟や岩礁が点在し、自然がつくり出した芸術的な風景を楽しめます。海上から断崖絶壁や洞窟を眺める遊覧船も人気のアクティビティのひとつ。夏には海水浴場としてにぎわい、シュノーケリングやシーカヤックのツアーも開催されています。

そして、浦富海岸周辺は新鮮な海の幸も豊富です。特に「岩がき」は地元の名物として知られています。旬の食材が楽しめる食事処や旅館などもあるので、浦富海岸を訪れた際にはグルメも堪能しましょう。

水木しげるロード

水木しげるロード

日本有数の港町である鳥取県境港市に1993年(平成5年)に登場したのが、「水木しげるロード」という観光対応型商店街です。

「ゲゲゲの鬼太郎」(ゲゲゲのきたろう)で知られる漫画家「水木しげる」さんが境港市の出身であることから、まちの活性化の一策として水木しげるさんの作品に登場する妖怪のオブジェが設置されました。150体以上の妖怪達がズラリと立ち並び、時折、妖怪の着ぐるみ達も出没します。

他にも、妖怪おみくじロボットでおみくじが楽しめる「妖怪神社」や、大きな壁に妖怪達が描かれた「鬼太郎妖怪倉庫」、さらに手紙を投函すると妖怪の消印が押してもらえる「妖怪ポスト」など見どころが尽きません。この商店街でしか買えない妖怪キャラクターグッズも数多く販売されています。

このように境港の妖怪ワールドは、水木しげるロードだけにとどまりません。JR境線の16駅すべてに妖怪の愛称駅名とその看板が設置され、「鬼太郎」、「目玉おやじ」、「ねずみ男」、「猫娘」(ねこむすめ)の4種の「妖怪列車」が運行中。境港と隠岐を結ぶ隠岐汽船のフェリー「しらしま」は、鬼太郎やねずみ男達のイラストが描かれた通称「鬼太郎フェリー」です。そして隠岐の島では、踊る水木しげるさんの銅像や隠岐にゆかりの妖怪達のブロンズ像が出迎えてくれます。

島根県

出雲大社

出雲大社

出雲大社」(いづもおおやしろ/いづもたいしゃ)は、島根県出雲市に位置する日本を代表する神社のひとつです。「日本書紀」や「古事記」にも登場する歴史ある神社で、「大国主大神」(おおくにぬしのおおかみ)が祀られています。出雲大社は縁結びの神様としても有名で、縁結びのお守りや「縁結びの糸」と呼ばれる赤と白の糸を束ねたお守り、ストラップなどはお土産としても人気です。

出雲大社の特徴的な建築様式は「大社造り」(たいしゃづくり)と呼ばれています。大社造りとは、屋根は急勾配の切妻造り(三角形の妻を持つ屋根の構造)で、妻入り(建物の妻側から入る)という形式の造りのことです。国宝に指定されている本殿は、2013年(平成25年)に約60年ぶりの大遷宮が行われ、本殿の屋根の葺き替えなどが行われました。また、長さ13.5mにも及ぶ巨大なしめ縄も必見。その圧倒的な存在感が参拝者を魅了します。さらに、出雲大社正門の前に延びる「ご縁横丁」も見どころ。お土産店や占い店などが軒を連ね、食べ歩きグルメも楽しめます。

松江城

松江城

松江城」は、島根県松江市に位置する江戸時代初期に建造された城郭です。1611年(慶長16年)に完成し、2015年(平成27年)に国宝に指定されました。現存する12天守のひとつとしても知られています。

松江城は、「豊臣秀吉」の家臣のひとり「堀尾吉晴」(ほりおよしはる)によって築城され、その後、松平氏が統治しました。天守は5層6階建てで、黒い下見板張りが特徴的。千鳥が羽を広げた姿に見えることから、「千鳥城」(ちどりじょう)とも呼ばれています。

松江城の構造は複雑で、敵の侵入を防ぐための工夫が随所に見られるのも特徴的。例えば、階段の高さが不揃いであったり、死角が多く設けられていたりします。なお、松江城では、登閣が難しい場合でもVR技術(仮想空間を体験できる最先端の映像技術)を用いて最上階までを体験することも可能です。江戸時代の松江城の様子を疑似体験できるので、ぜひ体感してみましょう。

また、城内では、武具や生活用品などの展示を通して、お城や松江の歴史を学べます。城の周囲には堀と石垣が巡らされ、花見の名所としても人気。お堀では遊覧船が運航し、水上から眺めるお城の光景も風流です。

そして、松江城の周辺には、作家「小泉八雲」(こいずみやくも)の旧居や武家屋敷など、歴史的な建造物も多数。「松江歴史館」や「島根県立美術館」などの施設にも近く、松江城だけでなく、松江の文化や芸術に触れることができます。

山口県

元乃隅神社

元乃隅神社

元乃隅神社」(もとのすみじんじゃ)は、山口県長門市にある神社で、日本海に面した断崖絶壁の上に鎮座しています。2015年(平成27年)にアメリカのテレビ局「CNN」が選ぶ「日本の最も美しい場所31選」に選ばれたことで一躍有名になりました。

元乃隅神社の最大の特徴は、123基の朱色の鳥居が海岸線に沿って立ち並ぶ光景です。鳥居は、地元の人々や参拝者の寄進によって建てられた物。日本海を背景に、赤い鳥居が連なる様子は圧巻です。

参道の途中にある「願いの鳥居」も元乃隅神社の特徴のひとつ。鳥居の上部には賽銭箱が設置されており、賽銭を投げ入れることができれば願いが叶うとされます。訪れたらお賽銭が入るか挑戦してみましょう。また、神社からは日本海に沈む夕日を望むことができ、冬季限定でライトアップイベントも実施されます。

なお、最寄駅はJR山陰本線「長門古市駅」や「人丸駅」。いずれも車で20分ほどの距離にあり、公共交通機関がないためレンタカーやタクシーを利用してアクセス可能です。

角島大橋

角島大橋

角島大橋」(つのしまおおはし)は、山口県下関市にある全長1,780mの橋です。本州と角島を結んでおり、開通したのは2000年(平成12年)。日本海に浮かぶ美しい橋として知られ、「日本の渚百選」にも選ばれる山口県を代表する観光スポットです。

角島大橋の魅力は、コバルトブルーの海と白い橋のコントラストが生み出す絶景。周囲に遮る物がないため、橋を通過する際はまるで海の上を走っているかのような感覚を味わえます。特に晴れた日には、橋と海、空のブルーのグラデーションが美しく、絶景ドライブを堪能するのがおすすめです。橋には歩道が整備されているので徒歩で渡ることもできます。

橋を渡った先の角島には、白い砂浜と青い海が広がる「角島灯台公園」が立地。夏には海水浴を楽しむことができ、島内にはキャンプ場も整備されています。角島大橋は、本州側と角島側に展望台が設けられているので、そちらにも立ち寄るのもおすすめです。

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