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厳選された東海お祭り一覧。東海地方のお祭りにはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」がたくさんあります。豪華絢爛な山車が並ぶ神社のお祭り、1ヵ月も続く盆踊り、ふんどし一丁の男たちがぶつかり合う奇祭・はだか祭りなどお祭りのタイプもいろいろ。東海地方ならアクセスも便利です。東海のお祭りを見に出かけましょう。

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井元 ミカと沢城 忠孝
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2018年12月20日

歴史と伝統を体感できる!東海のお祭りまとめ

歴史と伝統を体感できる!東海のお祭りまとめ

東海地方は四季折々のお祭りが盛んな地方。また、2016年(平成28年)にユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録された、日本の祭り33件のうち11件が東海三県(愛知県・岐阜県・三重県)に集中しているのをご存知でしょうか。

豪華絢爛な山車が並ぶ神社の祭礼、1ヵ月も続く盆踊り、ふんどし一丁の男たちがぶつかり合うはだか祭りなど、お祭りのタイプもいろいろです。

ここでは数ある東海のお祭りの中でも、歴史と伝統を体感できるお祭りを厳選してご紹介します。

365個もの提灯がともった豪華絢爛な人形屋台! 江戸時代から続く「犬山祭り」

365個もの提灯がともった豪華絢爛な人形屋台! 江戸時代から続く「犬山祭り」

愛知県犬山市の国宝・犬山城のふもとにある針綱神社(はりつなじんじゃ)。

「犬山祭(いぬやままつり)」は、針綱神社の春の祭礼で、4月の第一土・日曜日に行なわれます。

「犬山祭」の起源は、1635年(寛永12年)に、氏子町である下本町と魚屋町が出した練り物がはじまりで、1641年(寛永18年)には下本町が人形からくり付きの車山(やま)を奉納し、江戸時代中期までには現在の「犬山祭」の原型ができあがりました。

「犬山祭」の見どころは、13町内から出される人形からくり付きの三層の豪華な車山。しかも、ほとんどの車山が18~19世紀に造られた年代物です。各町内の男たちが担ぐ13の車山は犬山の城下町を曳き廻し、車山の上層階では笛や太鼓に合わせてからくり人形が動きます。

13の車山が犬山城を背景に、咲き誇る桜の中を針綱神社へ集結する様子は、まるで豪華絢爛な時代絵巻のよう。さらに、夜には各車山に1年365日をあらわす365個の提灯がともされ、町を練り歩く夜車山が開始されます。夜空に浮かぶ犬山城とともに、車山の提灯が夜の城下町を明るく照らす光景はあでやか。

なお、「犬山祭の車山行事」はユネスコ無形文化遺産に登録されています。

また、「犬山祭」の1日目は「試楽(しんがく)」、2日目は「本楽(ほんがく)」と呼ばれています。本楽の朝~昼過ぎ(夜)のからくり奉納後に行なわれる「どんでん」は、約5tの重さの車山を男たちが一方を持ち上げて方向転換するもので、「犬山祭」の見どころのひとつ。

【犬山祭り】

春と秋の岐阜を彩るお祭り!江戸時代の風情を残す豪華絢爛な祭屋台が魅力の「高山祭」

春と秋の岐阜を彩るお祭り!江戸時代の風情を残す豪華絢爛な祭屋台が魅力の「高山祭」

「高山祭(たかやままつり)」は岐阜県高山市のお祭りで、「春の山王祭」と「秋の八幡祭」のふたつのお祭りの総称です。

「春の山王祭」は、高山城下町南半分の氏神・日枝神社(ひえじんじゃ)の例祭で4月14~15日に開催されますが、一方で「秋の八幡祭」は、高山城下町北半分の氏神・櫻山八幡宮(さくらやまはちまんぐう)の例祭で10月9~10日に開催されます。

「高山祭」の起源は、飛騨高山の大名・金森氏の時代(1585~1692年(天正13~元禄5年))と言われており、屋台のはじまりは1718年(享保3年)頃です。

「春の山王祭」も「秋の八幡祭」も、闘鶏楽(とうけいらく)と言う鉦鼓を打ち鳴らす役や裃(かみしも)姿の武士など昔の衣装に身をつつんだ祭行列と、からくり人形や意匠をこらした屋台(山車・曳山のこと)が特徴的。「春の山王祭」には12台、「秋の八幡祭」には11台の豪華絢爛な屋台が繰り出されます。夜になると各屋台には100個もの提灯がともされ、華やかに夜の街を曳行するのです。

祭行列や昼夜の屋台曳行の他にも、全屋台が集合する「屋台曳き揃え」、からくり人形を持つ屋台による「からくり奉納」など、「春の山王祭」も「秋の八幡祭」も見どころ満載。なお、「高山祭の屋台行事」はユネスコ無形文化遺産に登録されています。

【春の高山祭】

【秋の高山祭】

400年以上の伝統を誇る究極の盆踊り!誰でも気軽に参加できる東海のお祭り「郡上おどり」

400年以上の伝統を誇る究極の盆踊り!誰でも気軽に参加できる東海のお祭り「郡上おどり」

「郡上おどり(ぐじょうおどり)」は岐阜県郡上市八幡町(郡上八幡)で開催される盆踊りで、7月中旬~9月上旬にかけて、約30夜にわたって続く長いお祭り。

「郡上おどり」の起源は、中世の念仏踊りや風流踊り、伊勢踊りなどの各地の民謡や踊りが結び付いて、現在の郡上おどりの原型になったと考えられています。さらに、江戸時代初期~中期には、郡上藩主が身分の隔てなく無礼講で踊るよう奨励したためにお祭りが盛り上がるようになりました。

「郡上おどり」は、「見学型の踊り」ではなく「参加型の踊り」であることが特徴的。観光客も地元の人も一緒になって踊ることができます。普段着で踊っても良いのですが、浴衣のレンタルをしている呉服店や、ゲタを用意してくれるゲタ屋もあるため、盆踊りグッズの現地調達も検討してみましょう。

さて、盆踊りは期間中、町内各地で開かれますが、開催時間は平日・日曜日がだいたい20時頃~22時30分頃、土曜日は20頃~23時頃まで。中でも、お盆の8月13~16日は「徹夜おどり」と呼ばれ、早朝まで踊り明かします。

なお、「郡上おどり」の曲は10種類。江戸時代から続く伝統的な踊りで、ゆったりした曲からテンポの速い曲まであるので、見よう見まねで参加しても大丈夫です。

【郡上おどり】

1250年以上の歴史を感じる!男衆の熱気あふれる勇壮なお祭り「国府宮はだか祭」

1250年以上の歴史を感じる!男衆の熱気あふれる勇壮なお祭り「国府宮はだか祭」

「国府宮はだか祭(こうのみやはだかまつり)」は、愛知県稲沢市にある尾張大国霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)で、旧暦1月13日に行なわれる儺追(なおい。鬼払いのこと)神事です。

「国府宮はだか祭」の起源は、767年(神護景雲元年)に第48代称徳天皇の勅命によって、悪疫退散の祈祷が全国の国分寺で行なわれた際、尾張大国霊神社でも祈祷が行なわれたのがはじまり。そして、江戸時代末期にこの祈祷に裸の寒参りの風習が結び付いた結果、現在のはだか祭りの形となりました。

さて、「国府宮はだか祭」の主な登場人物は、祈祷とおみくじによって選ばれた神男(しんおとこ)ひとりと、42歳と25歳の厄年の男性を中心とする、ふんどしに白足袋姿の裸男(はだかおとこ)数千人。

神男にさわれば厄落としができると言うのがこの祭りの目的です。警護の人々に守られながら神男が素っ裸で参道の一角に現れると、数千人の裸男が神男めがけて殺到し揉みあいになります。神男は裸男に揉まれさわられ、人々の厄災を一身に受けて儺追殿にたどり着くと、はだか祭りのクライマックスは終了。荒っぽい祭りのため、けが人が出ることも珍しくありません。

それでは、裸男になれない人々はどう厄落としをするのでしょうか。一般の人々は名前や年齢などを書いた「なおいぎれ」を「なおい笹」に結び付け、裸男たちが「なおい笹」を担いで事前に奉納することになっています。裸男は厄払いの仲介者でもあるのです。また、はだか祭前日には約4tもの「大鏡餅」が奉納され、祭りの翌日に切り分けられて参拝者のもとへ。この餅を食べると病気をしないと言う言い伝えがあるため、多くの人々が餅を求めるのです。

【国府宮はだか祭り】

刺繍幕や美しい彫刻を施された山車は圧巻の美しさ!知多半島のお祭り「春の山車祭り」

刺繍幕や美しい彫刻を施された山車は圧巻の美しさ!知多半島のお祭り「春の山車祭り」

「春の山車祭り」は、愛知県の知多半島にある半田市内10地区の各神社の祭礼で、3月中旬~5月上旬にかけて順次開催されるお祭りの総称。

最初が乙川地区・乙川八幡社の「乙川祭り(おっかわまつり)」で3月第三日曜日と前日の土曜日に行なわれ、最後が亀崎地区・神前神社(かみさきじんじゃ)の「亀崎潮干祭(かめざきしおひまつり)」で5月3~4日の連休に行なわれます。半田の山車祭りのはじまりは17世紀末~18世紀前半と考えられており、300年以上の歴史があるのです。

10地区の山車(だし/やま)は全部で31台。ほとんどの山車が江戸時代後期~大正時代にかけて建造された年代物です。半田の山車は、紫檀やケヤキなどの白木で彫られた見事な彫刻や、著名な画師の下絵による華麗な刺繍幕などで飾られ、多くの山車にからくり人形が備わっています。

各地区とも、山車の曳き廻しや、舞・からくり人形の奉納が見どころ。中でも、干潮の浜辺に山車を曳き下ろす「亀崎潮干祭(亀崎地区)」は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されており有名なお祭りとなっています。また、「ちんとろ祭り(上半田地区)」は、夜に1年12ヵ月をあらわす12個の提灯と、周りに365個の提灯を半球型にともした2艘の船を宮池に浮かべて、お囃子や舞の奉納を行なうことで有名です。

なお、10地区の山車31台を一度に見たいと言う方は、すべての山車が一堂に会する「はんだ山車まつり」へどうぞ。「はんだ山車まつり」、5年に1度の10月第一土・日曜日に半田市役所周辺で開催されています。こちらの祭りは山車揃えのイベントのため、神事は行なわれません。

【亀崎潮干祭】

江戸時代から続く知立神社のお祭り!山車の上で披露される人形浄瑠璃が魅力の「知立まつり」

「知立まつり(ちりゅうまつり)」は、愛知県知立市にある知立神社(ちりゅうじんじゃ)で、5月2~3日に行なわれるお祭り。「知立まつり」は1年おきに本祭り(ほんまつり)と間祭り(あいまつり)が行なわれています。「知立まつり」の歴史は古く、1653年(承応2年)には祭りが行なわれていたと言う記録が残っているほど歴史のあるお祭りです。

本祭り(西暦の偶数年)では、5つの町から、高さ約7m、重さ約5tの山車(だし)5台が繰り出され、街の練り歩きが行なわれると言うもの。「知立まつり」の特色は、山車の台上で上演・奉納される人形浄瑠璃の山車文楽とからくり人形芝居です。

山車文楽は1747年(延享4年)からはじまったと言う歴史あるもの。現在4台の山車が人形浄瑠璃を上演しています。また、からくり人形芝居は、浄瑠璃に合わせてからくり人形だけで物語を上演すると言う珍しいもので、知立のからくりは糸を操って人形を動かすため、高度な技術が必要とされることも。

からくり人形芝居は、1724年(享保9年)にはじまったと言う約300年の歴史があるからくりとなっており、「知立の山車文楽とからくり」はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。なお、間祭りでは山車文楽とからくり人形芝居は行なわれませんが、5つの町が5台の華麗な花車を繰り出すと言うのも魅力的です。

名物の鬼行列と豪華絢爛な「だんじり」が魅力!400年以上続く伊賀上野のお祭り「上野天神祭」

名物の鬼行列と豪華絢爛な「だんじり」が魅力!400年以上続く伊賀上野のお祭り「上野天神祭」

「上野天神祭(うえのてんじんまつり)」は、三重県伊賀市にある菅原神社(上野天神宮)で、10月23~25日に行なわれる秋祭りです。

「上野天神祭」の起源は、1660年(万治3年)、人々が伊勢津藩の藩主・藤堂高次に願い出て、何らかの理由で途切れていた祭りの再興を許されたことがはじまり。なお、現在の「上野天神祭」の形は17世紀末~19世紀前半にほぼ完成したと考えられています。

「上野天神祭」は、主に、神輿行列、鬼行列、だんじり(山車)曳行から構成されているのが特徴的。10月23日の夜から御旅所で宵宮祭がはじまり、祭り筋と呼ばれる町々が提灯をともし、町ごとにだんじりの展示を開始します。24日午後には鬼行列の練り歩き、そして午後と夜にだんじりの曳行が行なわれ、25日の本祭「上野天神祭」のクライマックス。神輿行列が御旅所を出発、そのあとに鬼行列が続き、豪華絢爛な刺繍幕をまとった9台のだんじりがお囃子とともに街に繰り出します。

だんじりが勢揃いするのを見たい方は、お昼の休憩時に本町筋(西町~向島町付近)に行きましょう。だんじりが並んでいるところを見ることができますよ。

【上野天神秋祭り】

織物業が盛んな東海地方ならでは!伝統ある真清田神社ゆかりのお祭り「一宮七夕まつり」

「一宮七夕まつり」は、愛知県一宮市の本町アーケード街周辺から真清田神社にかけての一帯で、7月の最終日曜日を最終日とする木曜日から4日間開催されます。

そもそも一宮市は古くから織物業が盛んな地域。一宮の守り神として信仰されている真清田神社(ますみだじんじゃ)の主祭神は天火明命(あめのほあかりのみこと)で、天火明命の母神・萬幡豊秋津師比売命(よろずはたとよあきつしひめのみこと)は大昔から織物の神として知られています。そのため、一宮ではそのご加護により織物業が発展しました。

さらに、織物に縁が深い織女・牽牛にちなんで、1956年(昭和31年)から「一宮七夕まつり」が開催。「一宮七夕まつり」の正式名は「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」で、まさに、織物に感謝するお祭りです。

七夕まつりの時期になると、真清田神社や本町アーケード街は華やかな吹き流し飾りに彩られます。また、七夕まつりの期間中は、盆踊り大会、ダンス、音楽祭、イルミネーションなどのイベントが繰りひろげられ大変にぎやかな雰囲気に。

※この記事は、2017年6月時点の情報に基づいて作成されています。

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