国内旅行・観光の魅力再発見!【ホームメイト・リサーチ - いい旅、ふた旅。】

九州のお祭りは「熱い」!九州男児と言う言葉を感じるような熱気ある祭りや異国情緒あふれるエキゾチックなものまで、九州には様々なお祭りがあります。そのなかでも、歴史と伝統があるお祭りをまとめました。お祭りは夏だけではありません。春や秋、冬に行なわれるお祭りもあります。季節ごとにお祭りを楽しむことができる九州。「熱い」お祭りを見に、さあ出かけましょう。

全国の観光名所/旅行/温泉/レジャー施設をお探しなら「旅探」
井元 ミカと沢城 忠孝
全国の観光名所/旅行/温泉/レジャー施設をお探しなら「旅探」
ブログコンテンツTOP
  • 文字サイズ

記事

2018年12月6日

歴史と伝統を体感できる!九州のお祭りまとめ

歴史と伝統を体感できる!九州のお祭りまとめ

九州のお祭りは勇ましいもの、賑やかなもの、エキゾチックなものなどたくさんあります。また、お祭りは夏だけのものではありません。春や秋、冬に行なわれるお祭りもあり、これら九州のお祭りに共通している特徴は「熱さ」です。

ここでは数ある九州のお祭りのなかでも、様々な季節に楽しむことができ、歴史と伝統を体感できるお祭りを厳選してご紹介します。お祭りの「熱さ」を感じに、九州に出かけてみませんか。

縁結びの神様として親しまれている「えんむすび大祭」

「えんむすび大祭」は、福岡県太宰府市の竈門(かまど)神社で4月中旬の日曜日に行なわれるお祭りです。

霊山・宝満山(ほうまんさん)のふもとにある竈門神社には、第1代天皇・神武天皇の生母の玉依姫命(たまよりひめのみこと)がまつられているため、魂(玉)と魂を引きよ(依)せる「縁結びの神様」として古くから信仰されています。

また、福岡近郊には16歳の春に宝満山に登って成人の奉告をし、山頂付近の木にこよりを結んで良縁を願うと言う信仰もあるのです。

さて、竈門神社の歴史は古く7世紀後半にさかのぼります。九州一円を治め、西の守り・外国との交渉の窓口となる大宰府政庁が置かれた際、鬼門にあたる宝満山で大宰府や国家鎮護の祭祀がはじまりました。

さらに、宝満山は最澄や空海などの遣唐使をはじめ、大陸に渡る人々が航海安全と目標達成のために登拝し祈祷をした山としても有名です。そのため、「方除け」や「厄除け」の信仰も盛んになりました。そして、中世以降は修験者による修行も行なわれるようになります。

竈門神社の「えんむすび大祭」は男女の縁にとどまらず、家族や友人、仕事など様々な縁結びを祈願するものです。あなたも、「えんむすび大祭」で良縁をお願いしてはいかがでしょうか。

江戸時代から続く伝統のお祭り「ホーランエンヤ」

「ホーランエンヤ」は、1月上旬に大分県豊後高田市の桂川で行なわれる、豊漁と航海の安全を祈願するお祭りです。江戸時代から続く伝統行事として知られています。

江戸時代の豊後高田市は島原藩の領地で、島原藩や大阪の蔵屋敷へ年貢米を船で運んでいました。航海の安全と豊漁を願う行事として、江戸時代中期に「ホーランエンヤ」がはじまったとされており、祭りの名前は船を漕ぐときの掛け声「ホーランエンヤ、エンヤノサッサ」が由来とされています。

この「ホーランエンヤ」は、大漁旗や万国旗、笹竹などで華やかに飾られた宝来船に、締め込み姿の漕ぎ手、笛や太鼓の囃し方や踊り子らが乗り込む威勢の良いお祭りです。

宝来船は桂川下流の金比羅宮を出発し、ジグザグに川を漕ぎ上がりながら、上流の若宮八幡宮を目指します。途中、川岸の観客から祝儀物が差し出されると、漕ぎ手の若者が冬の川に飛び込んで受け取りに行く勇ましい姿が見どころ。

着船後は紅白の餅まきが行なわれ、宝来船から祝い餅が観客にふるまわれます。あなたも福をつかみに「ホーランエンヤ」に行ってみませんか。

【ホーランエンヤ】

飛び入り参加もできる!しゃもじを鳴らして練り歩く「博多どんたく」

飛び入り参加もできる!しゃもじを鳴らして練り歩く「博多どんたく」

「博多どんたく」は、福岡県福岡市の中心部一帯で、5月3~4日(前夜祭5月2日)に行なわれるお祭りです。「博多どんたく」の正式名は、「福岡市民のまつり 博多どんたく港まつり」。観客動員数は200万人を超え、街中がお祭り会場となって賑わいます。

「博多どんたく」の起源は、有力者の邸宅や寺社などを廻り、福を祝って歌や舞を披露する博多松囃子です。博多松囃子は、1179年(治承3年)に病没した平重盛(平清盛の嫡男)の恩恵に感謝を示したことがはじまり。馬に乗った福神や夫婦恵比寿、大黒天の三福神と稚児の一行からなる昔ながらの博多松囃子は、今も「博多どんたく」のパレードの幕開けを飾り、街中を祝ってまわるのが特徴です。

「博多どんたく」のメインイベントは、毎年数多くのグループが参加する「どんたく隊」の大規模なパレードや、市内30ヵ所のステージで繰り広げられる歌や踊り。「どんたく隊」は企業、学校、商店街、町内会、グループなどで構成されており、各グループとも踊り・仮装などに様々な趣向をこらし、お祭りを盛り上げています。その他、大型自動車をLED電球や造花で華やかに装飾した「花自動車」のパレードも見どころのひとつです。

どんたくで盛り上がり「私も参加したい!」と言う方は、最終日の夕方に「どんたく広場」で開催される「総おどり」がおすすめ。見学者も飛び入りで参加して踊ることができるので、しゃもじを叩きながら一緒に踊れば良い思い出になります。

【福岡市民のまつり 博多どんたく港まつり】

700年以上の伝統を誇る祭り!男たちが熱い「博多祇園山笠」

700年以上の伝統を誇る祭り!男たちが熱い「博多祇園山笠」

「博多祇園山笠」は、福岡県福岡市博多区の櫛田神社周辺で、7月1~15日にかけて行なわれる櫛田神社のお祭りです。

ユネスコ無形文化遺産にも登録されているこのお祭りは、1241年(仁治2年)博多に疫病が流行した際に、承天寺の開祖・聖一国師が祈祷水をまいたのがはじまりだとされています。その後、櫛田神社にまつられている素戔嗚尊(すさのおのみこと)に奉納される祇園祭として発展してきました。

約2週間に渡って行なわれる「博多祇園山笠」の主な見どころをいくつかご紹介しましょう。

7月1日 ご神入れ

飾り山笠に神を招き入れる神事です。そのあと、飾り山笠(山車)は市内各所で一般公開されます。

7月12日 追い山ならし

追い山(7月15日)のならし走行。一番山笠から順に、「櫛田入り」(櫛田神社の境内に山笠を担ぎ入れて境内の旗をまわって境内を出るまでのこと)を行ない、奈良屋町角の廻り止めまで約4kmのコースを全力で担ぎます。

7月13日 集団山見せ

明治通りの呉服町交差点~福岡市役所にかけて各流の山笠が連なって披露され、一度にたくさんの山笠を見ることができる人気行事です。

7月15日 追い山

いよいよお祭り一番の見どころ。早朝に一番山笠から「櫛田入り」をして、須崎町の廻り止めまでの約5km、「追い山コース」を約20~30分で駆け抜けます。沿道からは、山笠と担ぎ手に勢水がかけられ熱気があふれる行事です。

【博多祇園山笠】

暗闇に揺れる千人灯籠の明かりが幻想的な「山鹿灯籠まつり」

暗闇に揺れる千人灯籠の明かりが幻想的な「山鹿灯籠まつり」

「山鹿灯籠(やまがとうろう)まつり」は、熊本県山鹿市の山鹿温泉にある大宮神社で、8月15~16日に行なわれるお祭りです。

祭りの起源は、第12代天皇・景行天皇が九州征伐に赴いた際、この地で深い霧で行く手をはばまれ、山鹿の里人たちがたいまつを掲げて無事天皇を迎え入れたことに由来しています。それ以来、山鹿の里人は天皇の行在所跡(現:大宮神社)に天皇をまつり、灯火を献上するようになりました。

浴衣姿の女性が、金銀に彩られた灯籠を頭に載せ、民謡「よへほ節」のメロディーに合わせて山鹿市内を優雅に踊り歩きます。金銀の灯籠は金属のように見えるのですが、実は和紙だけで作られた物。和紙と少量ののりだけで作られる山鹿灯籠は、灯籠師と呼ばれる職人によって室町時代から受け継がれている伝統工芸品となりました。

「山鹿灯籠まつり」では、奉納灯籠や奉納灯籠踊り、花火大会、たいまつ行列など多くのイベントがあります。なかでも、お祭り最終日の8月16日に山鹿小学校グラウンドで開催される「千人灯籠踊り」が有名。灯籠の明かりが夜の暗闇に揺れて、幻想的な光景が広がります。

【山鹿灯籠まつり】

長崎のお盆の風物詩!さだまさしの歌でも有名な「精霊流し」

「精霊流し」は、長崎県長崎市の中心部一帯で行なわれるお盆の伝統行事。8月15日に行なわれ、初盆を迎える故人の遺族たちが、故人の霊を弔うために精霊船(しょうろうぶね)を作ります。故人を乗せた精霊船を曳いて街を練り歩き、「流し場」で故人を極楽浄土へ送り出すお祭りです。

精霊船は個人船と、町内会などの組織が合同で出す「もやい船」の大きく2種類に分かれます。主に竹や板、ワラなどで作られ大きさは大小様々ですが、もやい船は大きくなる場合が多いです。長く突き出した船首には町名や家名、家紋などが大きく記され、船の飾り付けには故人の趣味が反映されるなど、細かいところにまでこだわりが見られます。

元々は死者を弔う仏教の行事なのですが、賑やかな雰囲気が長崎の精霊流しの特徴。しめやかにと言うよりも華やかに故人を送り出し、精霊船が通る道では清めの爆竹が鳴らされ、鉦の音や掛け声が賑やかな雰囲気です。また、精霊船も大型化し、イルミネーションと見まごう物も多くなっています。

豪華絢爛な曳山がすごい!熱気にあふれる「唐津くんち」

豪華絢爛な曳山がすごい!熱気にあふれる「唐津くんち」

「唐津くんち」佐賀県唐津市にある唐津神社の秋のお祭りです。11月2~4日に開催され、曳山(ひきやま)と呼ばれる山車が、唐津の旧城下町を練り歩くことで有名。「唐津くんち」のはじまりは寛文年間(1661~1672年)とされ、400年以上の歴史があります。

曳山は全部で14基、獅子や兜の他、鯛や鯱をかたどってあり、どれも迫力ある山車です。なかには、武田信玄や上杉謙信の兜、源義経の兜と言う物も。これらの曳山は、数百枚の和紙を貼り重ねてさらに麻布などを貼って漆を塗り重ねた特殊な技法で作られており、制作年代は1819~1876年(文政2年~明治9年)と年代物ばかりです。

「唐津くんち」は、11月2日夜に唐津神社前に曳山が勢ぞろいする宵山(よいやま)ではじまります。

11月3日は、曳山が制作年代順に並んで街をまわる最大の見せ場、お旅所神幸(おたびしょしんこう)。

11月4日も前日のお旅所神幸とほぼ同じルートで曳山が廻り、そのあと1台ずつ曳山展示場に収納される町廻り(翌日祭)が最終日です。

【唐津くんち】

ダイナミックでエキゾチックなお祭り「長崎くんち」

ダイナミックでエキゾチックなお祭り「長崎くんち」

「長崎くんち」は、長崎県長崎市にある諏訪神社の例大祭で、10月7~9日にかけて行なわれるお祭りです。

「長崎くんち」は、1634年(寛永11年)にふたりの遊女が諏訪神社の神前で踊りを奉納したことがはじまりとされています。その後、長崎奉行の援助を受けて正式な神事となり、中国や南蛮文化を取り入れながら異国情緒あふれる祭りへと進化していきました。

「長崎くんち」は、初日に諏訪神社にまつられている諏訪大神・森崎大神・住吉大神の三神輿が長崎港に面した御旅所まで街を練り歩き、最終日の三日目にまた街を練り歩きながら三神輿が神社に帰ってきます。この神輿行列の前後や二日目に披露される「奉納踊り」は、諏訪神社や御旅所、八坂神社で見ることが可能です。

奉納踊りのなかでも有名なのが、白色や金色の龍などが蛇のように体をくねらせて踊る龍踊(じゃおどり)。実は、この龍踊りは毎年奉納されているわけではありません。龍踊りを見たい方は、長崎伝統芸能振興会のホームページで、その年の演し物に龍踊りがあるかどうかを確認して出かけることをおすすめします。

【長崎くんち】

※この記事は、2017年6月時点の情報に基づいて作成されています。

お近くの観光・レジャー施設を検索する

北海道宮城東京神奈川埼玉千葉愛知大阪兵庫福岡その他の地域

ページの先頭へ戻る